PC画面をスマホ撮ると出てくる厄介者「ナミナミ」、意外に簡単に解消できると判明

まちなかにある交通機関や店頭広告の液晶ディスプレイなどに映る映像を、スマートフォンに残して「あとで見返したい」「友だちにその画像を送りたい」ということが結構ある。ところが、いざ見直すとディスプレイに謎の波模様が映り込み、とても見づらかったという経験をしたことはないだろうか。いま、この「ナミナミの映り込み」を解決する方法がツイッターで話題になっている。

液晶画面を直撮りする際に現れる邪魔なアレ

画面の斜めから撮影しても映り込むモアレ

 パソコンやスマートフォンの画面を保存しておきたいときは、それぞれスクショ(スクリーンショット:パソコンやスマートフォンの画面を端末内で撮影し画像を保存する機能)を利用すればいいが、パソコンやテレビなどの液晶画面を、持ち運びやすいスマートフォンでパッと撮影し記録したいときもあるだろう。ただ、そのまま撮影すると、モヤモヤ、シマシマ、ナミナミも一緒に写ってしまう。これは「モアレ」と呼ばれるもので、目がチカチカしてなんとも読みづらい。いま、これを解消する裏技がツイッターで注目を集めているので紹介しよう。

テレワークでは直接画面を見せられないため撮影する機会も増える?

そもそもモアレが発生するのは

1 パソコンなどの液晶画面とスマートフォンの解像度に違いがあるため
2 モニターに表示されるコマ数とスマートフォンのシャッタースピードに違いがあるため
3 スマートフォンの画像表示モニターの解像度によるもの

が主な原因として挙げられるそうだ。

 専門的な原因はさておき、結論からいうと「傾けて撮る」だけで解消するのだ。思いのほか簡単だが、どこまで傾ければいいのかというと、パソコン画面(ディスプレイ解像度は1280×1024)を、Androidのスマートフォン(AQUOS sense3 SHV45。内蔵カメラは1200万画素、写真の解像度は3840×2160)で撮影したところ、解消されたのは、スマートフォンを右に約45°傾けたときだったという。機種によって違いがあるが、約15°でも気にならない程度にはなる。ご自分の機種で最適な角度を探してみてはいかがだろう。また、多少ピンがボヤけるものの、少し離れて真正面からズームで撮影してもモアレが気にならない程度に抑えられるようだ。

 実は、この裏技、2015年ごろから一部で言われていたもの。テレワークが多くなり、パソコンの不具合の状態やエラー表示を急いで伝えたい、もしくはスクショの取り方を知らずスマートフォンで撮影したいという人が増え、ふたたび脚光を浴びることとなったのではないだろうか。いずれにしても、この裏技は仕事だけではなく、テレビの情報番組やドラマのワンシーン、ゲームのレア画面の撮影にも使えるので、おうち時間に活用してほしい。

参照元:PC画面を撮ろうとすると邪魔してくるあの「ナミナミ」 簡単に撃退する方法が話題【Jタウンネット

オトナライフ編集部
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