スマホのバッテリーが少なくなったらどうする? 3位アプリを閉じる、2位画面を消す、1位は?

移動中やちょっとした空き時間、ネット検索やSNS、動画などについつい夢中になり、気がつけばスマホのバッテリー残量があとわずかといった経験はないだろうか。「待ち合わせのお店の場所を検索するつもりだったのに」「スマホに入っている交通系ICが使えない」など、慌てたというユーザーは多いはず。そんなとき、みんながとる対策を調査した。はたして第1位となったのは?

バッテリーが減ったら、すぐに電源オフ?

電池切れに備え、モバイルバッテリーが欠かせないという人も

このほど、LINEリサーチが日本全国の10~50代の男女5,252人を対象に行った調査から、スマホユーザーがバッテリーが減ってきたときに取る対策がわかった。4位は20.4%で「画面の明るさを暗くする」、3位は21.1%で「使っていないアプリは閉じておく」、2位は22.8%で「画面を見ていないときは画面を消す」、そして1位は31.7%で「低電力モード/バッテリーセーバーを使う」という結果で、20%台の僅差であった。ただ、「何もしない」というユーザーも33.0%おり、年代が高いほどこの傾向が高まった。焦りはするが、「ま、いいか」と諦めが早いのか、スマホにそこまで依存していないのか。

バッテリー切れを防ぐ根本的な対策は電源をオフにすることだが、この割合が高いのは50代だった。かたや、スマホネイティブ世代ともいわれる若い層は、「音量を小さくする」「機内モードにする」「Bluetoothをオフにする」など、バッテリーが減ってきたときには、なにかしらの対策を行っていた。では、出かけているときに、スマホのバッテリーが何%になると不安を感じるのだろうか。

スマホのバッテリー残量、何%で焦る?

外出中に充電が少なりハラハラした経験は誰しもある

バッテリーが「20%」「30%」になると不安をおぼえると答えた人が各世代で最も多かった。「50%以上」と答えた人は、全体の25%前後となった。ただ、40~50代ではこの割合が30%前後とやや増える。年代が上がるほど、バッテリーの残量が半分近く残っていても不安になる傾向があるようだ。先の結果を踏まえると、不安だが何もしないという人が多いということになる。

一方「10%」や「10%未満」で不安になる人の割合は、40代以降に比べて10~30代でやや多くなる傾向にあった。バッテリーを節約する方法や、減ってしまったときの対処法が自分の中で確立しているのだろうか。

ちなみに2014年にライオン株式会社が20~40代のスマホユーザー男女420人を対象に行った「スマホの電池切れとストレスに関する意識調査」では、平均すると残量26.6%で焦るといった結果に。月日がたち、ずいぶん便利になったものの焦り始めるバッテリー残量は今も昔も変わらないようだ。

出典元:スマホのバッテリー、残り何%で不安になる?【リサーチノート

オトナライフ編集部
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