iPhone一家であれば「ファミリー共有」を使って子どもの居場所を把握!

子どもの帰りが遅い場合、今どこにいるのか親は不安に思うだろう。iPhoneのファミリー共有には「位置情報共有」機能がある。これを設定しておけば、「iPhoneを探す」を使って家族が現在いる場所をひと目で確認できる。防犯のためにもご家族にはぜひ設定しておきたい。

ファミリー共有で家族を追加する

(Image:Kaspars Grinvalds / Shutterstock.com)

最近は物騒な事件も増えてきており、自分の子どもの防犯対策はしっかりとしておきたいところ。子どもが今どこにいるかを把握するのは、親として基本の防犯対策だろう。

iPhoneには家族でアプリなどを共有できる「ファミリー共有」という機能がある。この機能のひとつに「位置情報共有」がある。この機能を子どものiPhoneで有効にしておけば、「iPhoneを探す」で子どものいる場所を確認できるようになる。子どももiPhoneを使っているなら、ファミリー共有を設定しておこう。

設定画面を開き、自分のApple ID→「ファミリー共有」をタップ。画面の指示にしたがって初期設定を完了させたら、「ファミリーメンバーを追加」をタップする

共有したい相手が近くにいない場合は「iMessageで登録を依頼」をタップしてメッセージを送信し、相手に登録してもらう。目の前に子どもがいる場合、「直接会って登録を依頼」をタップし、その場でサインインしてもらう。13歳未満の子どもの場合は「お子様用アカウントを作成」をタップしてアカウントを作成する

「iMessageで登録を依頼」の場合、相手は届いたメッセージを開き「ファミリーを登録する」をタップ。設定画面を進め、「位置情報を共有」を選択し、設定を完了させてもらう

「直接会って登録を依頼」や「お子様用アカウントを作成」で設定する場合、設定途中で表示される画面で「位置情報の共有」を選択。あとは画面の指示にしたがって設定を完了させる

「ファミリー共有」に家族の名前が表示されれば、ファミリー共有への追加は完了だ。なお、位置情報を共有が有効になっているか確認するには、「位置情報の共有」を開いてオンになっていることを確認すればよい

「iPhoneを探す」で子どもがどこにいるか確認する

「iPhoneを探す」アプリを開くと、家族のiPhoneがある場所が表示される。遠隔操作したいときは、家族のiPhoneをタップする

ファミリー共有に家族を追加し、位置情報の共有を有効にすれば、「iPhoneを探す」で家族の位置を把握できる。また、アラームを鳴らすといった操作も可能だ。ただし、相手が電源を切っていたり、機内モードにしているとこれらの操作や位置の確認ができなくなるので注意しよう。

Phoneの遠隔操作の画面が表示される。アラームを鳴らしたいときは、「サウンドを再生」をタップする

ファミリー共有で位置情報を共有しておけば、家族の場所もすぐに把握できるので、帰りが遅いときでも変なところに行っていないかすぐに把握できる。防犯対策としてぜひ設定しておこう。

文=岩渕茂/フリーライター

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