すでに410万人が利用している「楽天モバイル」。月1GBまでは無料で利用でき、専用アプリを使えば電話も無制限でかけ放題になって非常にお得だが、実はテザリングも利用できるのをご存じだろうか? でもテザリングは無料なの? どうやって利用すればいいの? と疑問に思っている人も多いことだろう。そこで今回は、楽天モバイルでテザリングをする方法を、写真入りでじっくり解説しよう。
楽天モバイルなら無料でテザリング機能を利用できる
月1GBまで無料で利用でき、専用アプリを使えば電話も無制限でかけ放題になる「楽天モバイル」。すでに、新規申し込みを済ませて楽天モバイルを活用している人も多いだろう。だが、楽天モバイルでは「テザリング」は利用できるのだろうか? その答えは「YES」。他社では有料オプションになるテザリングも、楽天モバイルなら無料で利用できるのは大きなメリットだ。
そもそもテザリングとは、データ通信ができるスマホをWi-Fiルータ(Wi-Fiスポット・親機)のように使う機能のこと。外出先でデータ通信(SIMカード)を利用できないパソコンやタブレットなどをネットに接続したいとき、楽天モバイルのスマホでテザリング機能を利用すれば、Wi-Fiでネットに接続できるのである。
楽天モバイルでテザリングをするときの注意点は?
無料でテザリングができるお得な楽天モバイルだが、注意したい部分もある。まず、スマホによってはテザリングが利用できない場合もあること。現在、楽天モバイルでテザリングができるのは、iPhone12/11/X/8/7/6/SEシリーズのほか、OPPO、AQUOS、Galaxy、GooglePixelなどとなっているので、事前に楽天モバイルの公式サイト「楽天回線対応製品一覧」で、自分のスマホがテザリング対応なのか確認しておこう。
また、楽天モバイルでテザリングを無制限で利用できるのは自社回線のみだ。パートナー回線の「au」は月5GBまでしか高速回線を利用できない点には注意したい。もし、月5GBを超えると低速の1Mbpsになってしまうぞ。
実際に楽天モバイルのスマホでテザリングを設定してみよう
楽天モバイルのスマホで実際にテザリングを行ってみよう。今回親機スマホとして利用したのは「OPPO A73」だが、設定がかなり独特で、テザリングは“パーソナルホットスポット”と表示されている。まずは「設定」から「その他のワイヤレス接続」を選択し、「パーソナルホットスポット」を開いてオンに。SSIDは「OPPO A73」でパスワードも表示されている。これでテザリング機能は有効になっているはずだ。ちなみに、一般的なAndroidスマホでは「設定」→「ネットワークとインターネット」→「アクセスポイントとテザリング」で「Wi-Fiテザリング」をオンにすればいい。
次に、Wi-Fi接続する子機スマホ側の設定を行おう。今回利用するZenFoneでは「設定」→「ネットワークとインターネット」→「Wi-Fi」を開き、表示されたSSID(名前)のなかから「OPPO A73」を探してタップ。パスワードを入力したら「接続」を押せばネットに接続できる。子機側は通常のWi-Fi接続とまったく同じなので、とくに難しいことはないだろう。
いかがだろうか? 文章で説明すると少々難しく感じるかもしれないが、子機側の設定は通常のWi-Fi接続設定とまったく同じなので、一度親機のテザリング機能をオンにしてみれば、さほど難しくはないはずだ。また、テザリングはWi-Fi以外にも、パソコンにスマホをUSB接続してネットに接続する「USBテザリング」や、Bluetoothでペアリングすることでネット接続できる「Bluetoothテザリング」も利用可能となっている。どうせなら、テザリング機能を使って楽天モバイルをもっと活用しよう。
●楽天モバイル「楽天回線対応製品」(公式)は→こちら