【iPhone】マナーモードでも音が出る理由と対処方法を解説!

iPhoneをマナーモードにしていても、音が出てしまい困ったことはないだろうか。iPhoneをマナーモードにしていても音が出る理由と、対処法について解説するので、iPhoneのマナーモード中の音についてお困りの方は参考にしてほしい。

【iPhone】マナーモード(サイレントモード)でも音が出る理由

(Image:Framesira / Shutterstock.com)

iPhoneがマナーモード(サイレントモード)に設定されていても、スピーカーから音が出る理由について解説する。通常、iPhoneをマナーモード(サイレントモード)に設定するのは、音がスピーカーから出ては困る状況下だ。そのため、マナーモード(サイレントモード)に設定しているにも関わらずスピーカーから音が出るという状況は避けなければならない。

はじめに、iPhoneがマナーモード(サイレントモード)に設定されていても、スピーカーから音が出る理由について解説するので、iPhoneユーザーの方はまずこの理由について確認しておこう。

・音量設定には「着信/通知音量」と「音楽/動画の再生」がある

iPhoneがマナーモード(サイレントモード)に設定されていても、スピーカーから音が出るという状態でお困りの方はまずは、iPhoneの音量設定には「着信/通知」についての音量設定と、「音楽/動画の再生」についての音量があることを知っておく必要がある。

iPhoneのマナーモード(サイレントモード)に設定されていることで、スピーカーから音が出ることがなくなる音は、「着信/通知」の音だ。「着信/通知」の音とは、電話の着信時に音が出る呼び出し音やメール受信時に音が出る通知音などだ。

参考として、iPhoneで「着信/通知」の音量を設定する方法を解説する。これらの音量は設定にある「サウンドと触覚」から設定を行う

「サウンドと触覚」を開くと、「着信/通知」の音量設定画面が表示されるのでこの画面の音量スライダーを使って音量を設定する。なお、「ボタンで変更」をオンにすると、iPhoneの音量ボタンでも「着信/通知」音量を設定できるようになる

・「音楽/動画の再生」は消音にしないと内蔵スピーカーから音が出る

iPhoneではマナーモード(サイレントモード)に設定していても、「音楽/動画の再生」を行った場合には、内蔵スピーカーから音が出る仕様になっている。

通常使用において、iPhoneでの音楽・動画の再生はユーザーの操作がなければ行われることがない。そのため、iPhoneではマナーモード(サイレントモード)に設定されていても、ユーザーが操作することで音楽・動画の再生が行われた場合には、ユーザーが許可したということで、マナーモード(サイレントモード)に設定されていてもスピーカーから音が出るようになっている。

なお、写真アプリなどについてはマナーモード(サイレントモード)に設定されている場合、動画を再生してもデフォルトでミュートになっている場合があり、この場合はミュートを解除しなければ音が出ることはない。

・イヤホンの場合はマナーモードにしていても着信音は出る

前述の通り、iPhoneはマナーモード(サイレントモード)にしていると「着信/通知」はスピーカーから音が出ることはないが、着信時にイヤホンをしていた場合にはマナーモード(サイレントモード)に関わらず、イヤホンに着信音が流れる。

通常、イヤホンであれば自分にしか聞こえないため問題はないが、Bluetoothなどで外部スピーカーに接続していた場合、iPhoneからは外部スピーカーもイヤホンとして認識されるため、外部スピーカーから着信音が再生される。

【iPhone】マナーモードでも出る音を消す対処法

(Image:Vasin Lee / Shutterstock.com)

iPhoneのマナーモード(サイレントモード)でも出る音を消す方法について解説する。マナーモード(サイレントモード)でも出る音については、主に時計アプリで設定している「アラーム」とその他の「音楽/動画/アプリ」の音があるのでそれぞれ解説する。

【対処法①】アラーム音を消す場合

iPhoneの「時計」アプリのアラーム音については、マナーモード(サイレントモード)に設定されていても再生される特別な音だ。その理由は簡単であり、ユーザーがマナーモード(サイレントモード)のまま眠ってしまっても、アラームで起こすことができるようにするためだ。

しかし、「時計」アプリのアラームを起床以外のリマインダー代わりなどに利用していた場合には、マナーモード(サイレントモード)設定時にアラームが鳴っては困る場面もある。そのようなときには、アラームを設定していても音がならないように設定しておくのがオススメだ。

「時計」アプリのアラームの場合、マナーモード(サイレントモード)設定時のみアラームが鳴らないようにすることはできないが、アラーム音をオフに設定することは可能である。

iPhoneの「時計」アプリのアラームで、アラームを設定して設定時間になってもアラーム音がならないように設定する方法を解説する。アラーム音が鳴らないようにするには、「時計」アプリを起動して、「アラーム」を選択してアラーム一覧を表示させた後、左上にある「編集」をタップする

アラームの編集画面が表示されるので、アラーム音がならないようにしたいアラームをタップする

アラーム設定が表示されるので、「サウンド」をタップする

サウンド設定が表示されたら、画面を一番下までスクロールして「なし」をタップする。これでアラームの設定時間になってもアラーム音がならないように設定できる。なお、アラーム自体は設定されているため、設定時間になると通知などアラーム音再生以外の動作は行われる

【対処法②】音楽/動画/アプリの音を消す場合

マナーモード(サイレントモード)時に、「音楽/動画/アプリ」の音を消す方法について解説する。この場合、「音楽/動画」の再生前・「アプリ」起動前にマナーモード(サイレントモード)状態のiPhoneで音量ボタンを使って音量を最低まで下げておく必要がある。

iPhoneの音量操作は簡単だ。iPhoneには全機種に音量ボタンが搭載されているので、マナーモード(サイレントモード)中に、「音楽/動画/アプリ」を使用したいときには音量ボタンの「下」ボタンを連打して音量を最小(ミュート)にしておけばよい

【iPhone】マナーモード以外に音を出ないようにする方法

iPhoneをマナーモード(サイレントモード)以外の設定で音を出ないようにする方法について解説する。iPhoneの音を出ないようにする方法はマナーモード(サイレントモード)以外にもある。

【方法①】イヤホンを付ける

iPhoneの音をマナーモード(サイレントモード)以外に出ないようにする方法として、iPhoneにイヤホンをつける方法がある。イヤホンをつけた場合、「時計」アプリのアラーム音と緊急速報以外のほとんどの音がイヤホン側から再生されて、内蔵スピーカーからはならないようになる。

そのため、絶対に音がなってはいけない環境などでは、iPhoneをマナーモード(サイレントモード)に設定するだけではなく、イヤホンも接続しておくと安心だ。なお、Bluetoothイヤホンの場合には、知らないうちに接続が解除されている可能性もあるので、安心感を得るには有線接続のイヤホンがオススメだ。

【方法②】おやすみモードを設定する

iPhoneには「おやすみモード」というモードがある。iPhoneを「おやすみモード」に設定すると、マナーモード(サイレントモード)と同様に着信音や通知音はならなくなる。このモードは名前からわかるように、睡眠時に利用することを想定したモードではあるが、平常時もこのモードを利用することで、マナーモード(サイレントモード)に設定するのを忘れた場合でも、着信音や通知音が再生されることを防ぐ効果がある。

iPhoneを「おやすみモード」に設定する方法について解説する。iPhoneを「おやすみモード」に設定するには、iPhoneの画面下部から上方向にスワイプすると表示されるコントロールセンターから操作を行う。コントロールセンターには月のようなアイコンが有る。このアイコンが「おやすみモード」のアイコンだ。コントロールセンターを表示したら、「おやすみモード」アイコンをタップする

これでおやすみモードがオンになり、マナーモード(サイレントモード)と同じような効果がある

※サムネイル画像(Image:Framesira / Shutterstock.com)

オトナライフ編集部
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