Androidを使っていて、相手に今見ているウェブページや、撮った写真、連絡先などを送信したいというシーンは多い。しかし、これらをメッセージやメールで送信するのは面倒だ。相手がAndroidスマホを使っているなら「Androidビーム」が便利だ。
スマホを近づけるだけで共有できる「Androidビーム」
(Image:Shutterstock.com)
「Androidビーム」は、NFCとBluetoothの両方が使えるAndroidスマホなら利用できる機能。「おサイフケータイ」対応端末なら、NFC非対応端末でも利用可能な場合がある。
Androidビームを使うと、ウェブページのURLや写真、連絡先など、さまざまなものを相手と共有できる。メールやSMSなどで送る手間がなく、スマホ同士をかざすだけで共有できるので、Androidスマホを使っている人なら知って追いたい便利機能だ。
この機能を使うには、Android 4.1以降のスマホが必要。また、NFCが有効になっている必要があるので、使う場合はあらかじめ設定を確認しておこう。
画面上端から下に向かってスワイプさせ、クイック設定パネルを表示させる。「NFC」をタップしてオンにすれば、Androidビームが利用できるようになる
ウェブページを共有したいときは、Chromeのメニューを表示し、「共有」をタップする。他のアプリで共有したいときは、そのアプリのメニューから「共有」を選択すればよい
共有メニューが表示されるので、「Androidビーム」をタップする
「送信先の機器とタッチしてください」と表示されたら、送信側のスマホと受信側のスマホのNFCポート同士を近づける。なお、画面がロックされていると送信できないので、ロックは解除しておこう
「画面をタップしてビーム」と表示されたら、送信側のスマホの画面をタップする。受信側で保存先などの選択画面が表示されたら送信完了だ
ガラケーの赤外線通信のような感覚で、さまざまなものを送信できるAndroidビーム。とても便利な機能なので、Androidスマホを使っている人ならマスターしておこう。