パッと見はiPhoneにしか見えないのに、実は世界最小3インチのAndroidスマホ「Mint(ミント)」。こんなキュートなMintが、今ならクラウドファンディングサイト「INDIEGOGO」において、約1万円(769HKD・スーパーアーリーバード)で入手することができるという。そこで今回は、iPhoneにそっくりな超小型スマホ「Mint」を紹介しよう。
iPhoneそっくりな極小3インチスマホ「Mint」って何?
とにかく小さいスマホが欲しいという人に朗報。香港のMint Monyは世界最小のAndroidスマホ「Mint(ミント)」を公開。クラウドファンディングサイト「INDIEGOGO」において出資を募っており、2021年8月10日現在(残り25日)で目標額4,000HKD(約56,702円)に対し、すでに2,713,151円もの資金を集めている。
何と言っても目を引くのがMintのデザインだろう。見た目はiPhoneそっくりだが、実は3インチ(854×480)ディスプレイ搭載の超小型Androidスマホなのだ。本体サイズは89.5×45.5×11.5mmしかなく、これはクレジットカードとほぼ同じサイズである。しかも、価格はスーパーアーリーバードなら769HKD(約1万901円)と非常にリーズナブル。順調に行けば、2021年11月に発送される予定だ。
ジョーク商品ではない! Mintの仕様はかなり本格的
MintのことをiPhoneを真似たジョーク商品だと感じた人も多いと思うが、その基本性能は意外と本格的だ。まず、OSはAndroid 9を採用。CPUはクアッドコア(1.5GHz)でメモリは3GB。ストレージは64GBもあるが128GBのMicroSDカードを追加することもできる。メインカメラは500万画素、インカメラは200万画素を搭載。バッテリーは1,250mAhで最大72時間駆動するそうだ。充電はUSB Type-Cポートで行うことが可能となってる。もちろん、GPSやBluetoothも対応しているが、Wi-Fiと本体重量については記載がない。
ちなみに、Mintはこの極小ボディなのに、しっかりnanoSIMを2枚させるデュアルSIMになっている。これは香港と中国の深センまで電車で50分ほどなので、両都市を頻繁に行き来する人が、SIMカードを入れ替えなくて済むようにするための仕様。香港ではかなり前からデュアルSIMが当たり前なのだ。このあたりはいかにも香港っぽい仕様だと言えよう。
いかがだろうか? MintはiPhoneにそっくりな点が注目されがちだが、クレカサイズの極小サイズなのに基本性能がしっかりしており、ジョーク商品の域を超えている。しかも、約1万円という低価格なのでガジェット好きの筆者もがぜん欲しくなってきた。ちなみに、クラウドファンディングは、あくまでも“投資”なので、予定日を過ぎても製品が届かないことや、何らかの理由で中止されたり仕様が変更されることもある点を踏まえておこう。
また、Mintは「4G」対応スマホで、サイトにはドコモ、au、ソフトバンクの周波数にも対応すると記載されているが、海外のスマホは、日本国内で利用するのに必要な“技適マーク”がないと使えない点は注意したい。
参考元:「iPhoneに激似!?「世界最小」のスマホ「Mint」が約1万円で登場」【iPhoneMania】
●INDIEGOGO「Mint, A Smallest 4G Smartphone That Can Do It All.」は→こちら
※サムネイル画像(Image:indiegogo.com)