スマホの機種変更の時期が来て、「次はどの機種にしよう」と考えるとき、あなたは何を重視しているだろうか。「前と同じ機種でいいや」という人はむしろ少なく、今や求める性能で選ぶ人が多いのではないだろうか。中国のスマートフォンメーカー・OPPOが「スマートフォンのカメラ機能に関する調査」を実施し、その結果が発表された。スマホ選びで重視するポイント第1位は、「えっ、そこ?」という意外なものに…!
第1位の理由は「えっそこ重視?」という意外な理由。確かにスマホはひと財産だが…
第5位は「手に馴染むサイズ」。これは片手で操作することが多いスマホ、特に手の小さな女性には重要なポイントになるだろう。第4位は「カメラ機能が良い(景色や料理、モノなどを撮影する際の)」、第3位は同じくカメラに関する「カメラ機能が良い(人を撮影するときの)」が並んだ。デジタルカメラを持っている人の方が珍しいのではと思うほど、スマホのカメラは凄まじい進化を遂げている。素人がヘタに不慣れな一眼レフを扱うより、スマホで撮った方がキレイな写真が撮れる、ということも珍しくない。
第2位は「バッテリーの持ちが良い」。スマホは今やメッセージのやりとりや電話するライフラインとしてだけでなく、映画や音楽、ゲームを楽しむエンターテインメントツールの域に達している。そのため、バッテリーが長時間持つことを重視する人が多いのは、大いにうなずける。
さてお次はいよいよ第1位だが、なんと1位は「価格」。機能ではなく、おカネの話がトップになった。スマートフォンは大画面化・高性能化が進んでおり、それにつれて価格も高くなりつつある。「本当はこの機種が欲しいけど、この値段か…」とためらう値段のものも多い。それもそのはず、スマホは次々と新しい機種が出て、そう遠くない未来に機種変することが前提だからだ。一度買ったら5年も10年も使うものではないから、「機種代を払ったらすぐ機種変」となるのがわかっていてわざわざ10万円オーバーのものを選ぶ、という人は減ってきているのかもしれない。
そこで今注目を集めているのが、低価格・高コスパのスマートフォンだ。アップルのiPhoneやソニーのXperia、サムスンのGalaxyなどのいわゆる有名メーカーではなく、その多くは、OPPOやシャオミなどの中国製スマホ、“中華スマホ”である。
特にOPPOはカメラに力を入れていて、最新の機種では6,400万画素のメインカメラ、800万画素の超広角カメラ、200万画素のマクロカメラとモノクロカメラの4眼カメラを搭載。「スマートフォンって何するためのものだっけ」と頭が混乱するほどの高画質だ。4,000mAhの大容量バッテリーで充電の持ちも安心だ。サイズは縦162.0mm横74.6mmと女性でも持ちやすいスッキリしたサイズ感…しかも発売時点のメーカー希望価格が5万円を切る4万3,800円。…これは先ほど述べた「重視するランキング」の全てを網羅してしまっているのでは!?
まだまだ日本ではメジャーではない中華スマホ。しかし、ジワジワとスマホマニアや家電好きの間で、その評判と知名度は上がりつつある。「何が何でもあのメーカーじゃないとイヤ!」という人はさておき、「大事なのはスペックと値段」という人が、価格が低く、スペックの高いスマートフォン、選ばない理由があるだろうか。
中華スマホがどれだけ今後さらなる進化を遂げるのか。そして、有名メーカーが今知名度にあぐらをかいているとしたら…スマホ業界の下剋上が起こる日も近いかもしれない。
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※サムネイル画像(Image:Amsal Alwal / Shutterstock.com)