SIMカードのサイズ変換ができるアダプタ

　そもそも、スマートフォンのSIMカードとは、電話番号や電話帳などの情報が記録されたICカードのこと。たとえば、機種変更したとき、従来のスマートフォンで使っていたSIMカードを新しいスマートフォンに差せば、同じ電話番号を利用できるというわけだ。
　だが、SIMカードは標準、micro、nanoの3つのサイズが存在し、機種ごとにサイズは異なる。もし、機種変更時にSIMカードのサイズが合わなければ、スマートフォンにさすことができないのだ。もちろん、ドコモからauなど、異なるキャリアへの乗り換えは、さまざまな手続きが必要になるため、キャリアの窓口で作業をしてもらうことが多い。だが、最近流行の格安SIMに乗り換える場合や、海外で現地のプリペイドSIMなどを利用する場合は、自分でSIMカードを差し替える作業が必要になるのだ。そんなとき、このSIMカードアダプタ5点セットが役に立つのである。

　もし、スマートフォンとSIMカードのサイズが合わないときはSIMカードアダプタ5点セットの出番だ。セットに含まれるSIMカードサイズの変換アダプタは、nanoSIM→microSIM、 nanoSIM→標準SIM、 microSIM→標準SIMの3タイプ。さらに、SIMカードを取り出すときに必要なプッシュピンと、SIMカードのバリを削る磨きチップが付属する。価格もたった200円ほどなので、イザというときに備えておきたい。ただし、このアダプタは標準→micro、nano、micro→nanoには対応しないので注意しよう。