新型iPhone 13で「Touch ID」は復活し搭載されるのか?

9月15日に控えたアップルのスペシャルイベントを前に、一気に活気づいてきているiPhone界隈。イベントで「iPhone 13(仮称)」が発表されるとの見込みが広がっており、一気にリーク情報の数も増えてきた。そんな中、iPhone 13の仕様で注目を集めている部分のひとつに「Touch IDが復活するか否か」もあるだろう。Face IDに“進化”したはいいものの、2020年からは外出中にマスクが手放せなくなった社会情勢もあり、指紋認証の有用性が高まってきていることは説明するまでもないはずだ。

今回は、Face IDに代わって需要の高まっているTouch IDについてお伝えしていきたい。

ファン待望のスペシャルイベントが9月15日に開催!

(Image: John Gress Media Inc / Shutterstock.com)

アップルのイベントでは毎年多くの新作アイテムが紹介される

 アップルのオンラインスペシャルイベントが告知される前後、8月後半頃から、iPhone 13に関する様々なリーク情報が飛び出している。それまでは性能面やモックアップによる本体形状などの情報が多かったものが、その頃からはiPhone 13のカラーバリエーションや販売価格など、より具体性の増した情報が多くを占めてきたのだ。情報の真偽はともかくとして。

 そんな中でTouch IDの有無に関する情報はというと、現状では「iPhone 13での実装は見送られた」という認識が一般的だ。世界各地のリーカーが公開するモックアップなどでも、本体前面は全体がディスプレイとなっていて一部のiPhoneユーザーが復活を熱望する「ホームボタン」も見当たらない。これまでiPhoneではホームボタンにTouch IDの機能が搭載されていたこともあり、「ホームボタンがない≒Touch IDがない」という見方が広まっている状態だ。

(Image:Framesira / Shutterstock.com)

2020年に発売されたiPad AirではTouch IDが利用可能だ

 2017年の「iPhone X」で初めてホームボタンが廃止されて以降、Touch IDに代わってFace IDがiPhoneの認証機能としてスタンダートとなっている。瓜二つの双子ですら判別する驚異的な識別能力を持つFace IDだが、いかんせん顔の半分が隠れるマスクには弱かった。

 アップルは苦肉の策としてApple Watchとの連携によってマスクを着用していてもロック解除できる機能を搭載した。しかしこれが「『マスク姿の顔』を認識した際に、ユーザーがApple Watchを着用している状態であればロックを解除する」というなんともトンチンカンな機能に。むしろApple Watchさえ着用されていれば誰のマスク顔でもロックが解除できる、というずさんな仕様が逆の理由で話題となった。だからこそTouch IDの復活を願う声がやまないのだろう。

 現状で「iPhone 13にはTouch IDがない」という情報は、あくまでも予測に過ぎない。おそらくホームボタンがないこともそうした情報に信憑性を持たせている一因だろう。しかし近年Androidスマートフォンなどではディスプレイ下に指紋センサーを内蔵する機種なども登場している。そうした機能がiPhoneに搭載されないという確証にはいたっていないことだろう。また第4世代のiPad Airでも、本体上部のボタンにTouch ID機能を搭載させたことでも話題となった。

 果たしてiPhone 13でTouch IDは復活するのだろうか。15日の発表を心待ちにしたい。

参照元:「iPhone 13(仮)」でTouch IDは復活するのか?【ITmedia Mobile

※サムネイル画像(Image:Framesira / Shutterstock.com)

オトナライフ編集部
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