9月に「iPhone 13」シリーズが発売され、世の中のiPhoneファンが大いに沸き立ったことは記憶に新しい。そんなiPhone界隈で、今度は「iPhone SE」の第3世代に関するリーク情報が現在ネット上で注目を集めている。iPhone SEといえば2020年に発売された第2世代でも指紋認証機能「Touch ID」が搭載されていた。iPhone 13で期待されながらも実装の無かったTouch IDは、果たして第3世代に実装されるのだろうか?
今回は、リーク情報を基にしたiPhone SE第3世代に詳細について迫っていきたい。
iPhone SE次期モデルのCG動画がリークされる
iPhone SE第3世代の情報が公開されたのは、海外YouTubeチャンネル「Consepts iPhone」だ。iPhone SE第3世代の予想CGが公開され、ボディの全容が明らかとなっている。公開された44秒の動画によれば、ボディはiPhone 13に近いフラットなデザインで、ディスプレイからは画面上部のノッチが消え、パンチホール型のインカメラが搭載されることとなるようだ。またカラーバリエーションも紹介されており、ピンクのような明るく目を引くカラーを中心に5色のボディが並ぶ。
動画後半にはアップルのロゴマークが表示され、この動画がアップルによって制作されたものであることを示唆しているようだ。
この動画以外にも、世界中の著名なアナリストがiPhone SE第3世代に関する情報を発信しており、ミンチー・クオ氏は来年初めに登場するiPhone SEが、5G対応iPhoneとして最も安価なモデルになると予想。さらにディスプレイ業界に詳しいロス・ヤング氏からは、2022年モデルではデザインは変わらないが、2023年に登場するモデルではノッチが廃止され、ディスプレイも6.1インチになると伝えている。
今回公開された動画では、iPhone SE第3世代のボディにはホームボタンは設置されておらず、インカメラにパンチホール型が採用されたこともありディスプレイは全面にわたっていた。iPhoneがTouch IDから顔認証機能「Face ID」へと移行したのは、まさにホームボタンがなくなったからだ。この流れからすると、ついにiPhone SEからもTouch IDが消失する可能性が高いようにも思える。
しかし近年はマスク生活が主流になったこともあり、Touch ID復活を希望するユーザーも少なくない。最近では日本の中古スマートフォン市場でも、Touch IDがある時代の機種が人気上位を独占するなどの様相を呈している。となると「ホームボタンがなくとも、ディスプレイ上で指紋認証が可能なiPhone」となることを期待せざるを得ない。現に他社からは多くのモデルで「ディスプレイ上で指紋認証できるスマホ」が登場している。アップルが同機能を採用するかにも注目が集まることになりそうだ。
今回の情報が果たして真実なのか。それはアップルの発表が行われるまでは不明と言わざるを得ない。だがこうした真偽不明の情報を見ながら「ああでもないこうでもない」と想像を膨らませるのもファンとしての醍醐味ではないだろうか。ワクワクしながら新たな情報を心待ちにしたい。
参照元:iPhone SE 3:2022年モデルの予想CGに出現した現行モデルに勝る「2つの特徴」【AppBank】
※サムネイル画像(Image:FOXARTBOX / Shutterstock.com)