万一スマホをなくしてしまうと、電話やメール、LINEなどができないだけでなく、写真や連絡先などの個人情報の漏洩やおサイフケータイなどの不正利用など、日常生活に支障をきたしてしまう。そんなときでも、焦らずスマホを探したり被害を最小限に食い止めるにはどうすればいいのだろうか? そこで今回は、Androidスマホをなくしたときに焦らなくて済む4つの方法を紹介しよう。
【1】Androidスマホの位置を特定する方法
今やスマホは、電話やメール、LINEといった通信手段だけでなく、カメラやおサイフなどの機能も兼ね備えている。万一スマホをなくしてしまうと、何もできなくなってしまうだけなく、個人情報が漏洩する恐れもあるのだ。そんなときは、いったいどうすればいいのだろうか?
実は、紛失したAndroidスマホは、Googleアカウントで簡単に現在地を特定することができる。ただし、その機能を使うには、Androidスマホの電源が入っており、Googleアカウトにログインしていること。そして、ネット接続とGPS(位置情報)が有効になっているうえで、「デバイスを探す」がオンになっている必要がある。
以上の条件をクリアしているなら、ほかのスマホやタブレット、パソコンのWebブラウザから「android.com/find」にアクセスして、Googleアカウントでログインしよう。すると、紛失したAndroidスマホの現在地を簡単に探すことができるのだ。
【2】Androidスマホの音を鳴らす方法
Androidスマホを置き忘れた場所が判明して、その場所に移動してもスマホが見当たらないときは、スマホに電話して着信音で探すことができる。しかし、スマホがマナーモードになっており着信音が鳴らない可能性もあるだろう。
そんなときは、Googleアカウントで「android.com/find」を開いてGoogleアカウントにログインし、画面左にある「音を鳴らす」をクリックしよう。これで、マナーモードになっていても、着信音が5分間鳴り続けるのだ。
【3】Androidスマホをロックしてメッセージを表示させる方法
Androidスマホの場所を特定できても、その場所が出張や旅行先など、かなり遠方だった場合はすぐにスマホを回収しに行けない。そんなときはどうすればいいのだろうか?
その場合も、やはり「android.com/find」で、画面左の「デバイスを保護」を利用して、とりあえず不正利用をさせないためにスマホをロックしよう。そのうえで、発見者にアナタのメッセージと電話番号を表示させておこう。
もし、親切な人にスマホを見つけてもらえれば、画面に表示されたメッセージを見て連絡してもらえるかもしれない。なお、メッセージと電話番号を入力したら、再度「デバイスを保護」をクリックして、しっかりスマホをロックしておこう。
【4】スマホのデータをすべて消去する方法
もし、スマホがどこにあるか分からない。あるいは、もはや悪意のある人の手に渡ってしまったと判断できる場合は、せめて個人情報が漏洩しないように対策しておきたい。
そんなときも、やはり「android.com/find」を開き、画面左の「デバイスデータを消去」をクリックしてみよう。これによって、スマホを工場出荷時の状態にリセットすることができるので、個人情報の漏洩を防ぐことができる。ただし、消去されるのはスマホ本体側のデータで、SDカードのデータは残ってしまうことがあるので注意したい。
いかがだろうか? スマホをなくすと本当に大変なことになるので、万一のことを考えるなら、Androidスマホの位置を特定できるように設定しておくことが重要となる。ちなみに、この方法を応用すれば、子どものスマホの位置を特定することもできるので、迷子対策も可能になるぞ。
参考元:Androidスマホをなくした時にやることリスト【lifehacker】