ドコモ、進撃の巨人とのコラボフィギュアの品質不備で謝罪も「ファンを舐めてる」と批判殺到!

ドコモと人気コミック「進撃の巨人」のコラボキャンペーンで販売された「The Final Season リヴァイ/ミカサ 戦闘シーンフィギュア」の品質不備が波紋を呼んでいる。フィギュアの出来を楽しみにしていたファンからは制作担当者への厳しい意見が寄せられている。今回は、話題となっているドコモと進撃の巨人のコラボフィギュア騒動について詳しく見ていこう。

低クオリティの指摘を受け、全額返金対応へ

(Image:ssw.web.docomo.ne.jp)

ドコモが12日に公式サイトにて発表した謝罪文

 事の発端となったのは、2021年2月~3月にかけてドコモが行ったSNSキャンペーンの賞品だ。進撃の巨人に登場する人気キャラクター「リヴァイ兵士長フィギュア」「ミカサフィギュア」が手に入る購入権(当選後、13,000円で購入可能)が目玉として用意されていたが、実際にフィギュアを購入した人から商品のクオリティが低すぎるという声が殺到。ドコモ側も「希望者へ返金する」という判断に至ったという。

 ドコモは10日、「フィギュアの品質に対するご指摘へのお詫び」と題し、購入者への謝罪ツイートを投稿。さらに12日にはキャンペーン公式サイトにて「商品へのご指摘に対するお詫びならびに対応方針のお知らせ」といった謝罪文を発表した。破損や出来栄えに関して指摘を受け止めた上で、「楽しみに商品をお待ちいただいていた皆さまを落胆させてしまったこと、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

 注目が集まるのが、希望者に対する返金方法。書面では「具体的な返金方法等につきましては、追ってキャンペーン事務局より、ご購入者の皆さまに個別にご案内させていただきます」「ご案内やご返金にあたっては、TwitterのDMでお知らせすることもございますので、アカウント名の変更や、フォロー解除、アカウント停止などなさらないよう、お願い申し上げます」と、今後の対応が綴られている。

(Image:jp.mercari.com)

すでにメルカリなどのフリマアプリで転売されているが、売り切れが少ないようだ

 世間からは「原作ファンを舐めてるとしか思えない」「『フィギュアを買ったときにこうだったらイヤだ』というのが全部詰め込まれてて笑えるレベル」など、クオリティの低さを指摘する声や、「13,000円まで出して楽しみにしていたファンは全額返金じゃ納得できないと思う」と、全額返金以上の対応を求める意見も上がっている。

 進撃の巨人といえば、単行本世界累計発行部数1億部を突破する大人気コミック。6月には最終巻である34巻が発売され、物語の結末が賛否両論を呼んだ。終わり方に納得できない海外のファンが最終話の書き直しを求める署名をネットで集めるなど、熱狂的なファンが多いのも進撃の巨人の特徴だ。

今回の騒動でも、作品とキャラクターへの愛が強いからこそ、余計にがっかりしたという人も多いのではないだろうか。作品へのリスペクトを持てなければ、ファンからの厳しい意見が上がるのは当たり前なのかもしれない。今後のドコモの対応に注目が集まる。

●進撃のコラボキャンペーンは(ドコモ)→こちら

※サムネイル画像(Image:ssw.web.docomo.ne.jp

オトナライフ編集部
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