iPhoneのアップデートをWi-Fiなしで行う4つの方法

iPhoneのアップデートは、機能向上のためや不具合の改善のためにも必要だが、どこでもアップデートできるかと言われると一定の環境が必要になる。

その1つが、Wi-Fi環境下のもとと言われているが、実はWi-Fiがなくてもアップデートは行える。どうすれば、Wi-Fiなしでアップデートを行えるのかやり方を見ていこう。

iPhoneのアップデートをWi-Fiなしで行う方法

(Image:nikkimeel / Shutterstock.com)

Wi-Fiがないとアップデートできないと認識している方も多いが、iPhoneのアップデートはWi-Fiが無くてもいくつかの方法で行うことが可能。

Wi-Fiがないからとアップデートを諦めるのではなく、これから紹介するWi-Fi無しでのアップデート方法を参考に実施してみよう。

テザリングを利用する

iPhoneは、テザリングを利用することでアップデートを行うことができる。

テザリングは、他の端末をルーターとして使用することで、通信会社の回線とは違うネットワーク環境に変えてくれるサービス。

テザリングを利用する場合は、設定が必要になるが以下のように設定はとても簡単。

1.「設定」を開く
2.「インターネット共有」を選択する
3.「ほかの人の接続を許可」を有効にする

ルーター代わりになってくれる端末でテザリングの設定ができたら、あなたのiPhoneをテザリングで繋げてアップデートを行えば完了。

テザリングを利用するデメリットは、通信量の消費が激しいという点なので、もし友人や知人にお願いする場合は、前もって使用量が大きいことを伝えておくといいでしょう。テザリングがない場合には、iTunesでもアップデートが行える。

iTunesを利用する

(Image:Primakov / Shutterstock.com)

Wi-Fiがなくても、iTunesは利用できるという場合は、iTunesでも簡単にアップデートができる。

iTunesを利用する場合は、万が一のトラブル回避のためにもバックアップを事前にとっておくことが大切になるので、以下の手順に沿ってバックアップをまずは行おう。

【iPhoneのバックアップをとる方法】
1.iPhoneとパソコンをLightningケーブルでつなげる
2.「iTunes」を起動する
3.「iPhone」のアイコンを選択する
4.「iPhoneのバックアップを暗号化」にチェックを入れる
5.「今すぐバックアップ」を選択する
6.バックアップが終わったら作成完了

iPhoneのバックアップが完了したら、そのままiTunesでアップデートを開始しよう。

【iTunesでiPhoneをアップデートする方法】
1.iPhoneとパソコンをLightningケーブルでつなげる
2.「iTunes」を起動する
3.「iPhone」のアイコンを選択する
4.「概要」を選択する
5.「更新プログラムの確認」を選択する
6.「ダウンロードしてアップデート」を選択する
7.画面の指示通りに進める

この流れで、iTunesを使いアップデートを行えるが、もしLightningケーブルを持っていない場合にはmacならFinderを使ってアップデートを行う方法がある。

Finderを利用する

macOSのパソコンを使用する場合は、この手順でFinderを使いアップデートを行うことが可能。

【FinderでiPhoneをアップデートする方法】
1.「Finder」を開く
2.「iPhone」を選択する
3.「一般」を選択する
4.「アップデートを確認」を選択する
5.「アップデート」を選択する

Apple社のパソコンなので、アップデートもとてもシンプルで簡単な作りになっている。

ここまで、紹介した「テザリング」「iTunes」「Finder」 でアップデートが難しい場合は、最終手段としてフリーのWi-Fiを使う方法もあるが、注意点があるので確認して行ってほしい。

フリーWi-Fiを利用する

テザリングやiTunes、そしてFinderが利用できないときの最終手段は、フリーWi-Fiを利用するアップデート方法。

フリーWi-Fiは、誰でもワンタップでWi-Fiが利用できる便利なサービスだが、可能なら避けて欲しい方法でもある。

なぜなら、誰でも利用できるWi-Fiなので、Wi-Fiに繋げることによるリスクはゼロではない。

フリーのWi-Fiを繋げるなら、コワーキングスペースを借りるなど、有料スペースで危険のリスクを避けるといいだろう。

無料だからと、絶対なにかのトラブルに巻き込まれるわけではないが、やはりセキュリティ面を考えると、Wi-Fiなしで行うアップデート方法の中では最終手段と考えておいたほうがいい。

iPhoneアップデート前にはバックアップをとっておこう

(Image:nikkimeel / Shutterstock.com)

iPhoneのアップデート前には、バックアップを取っておくようにしましょう。自動でもバックアップは可能ですが、念のため手動でバックアップをしておくと安心。

【iPhoneをiCloudでバックアップする方法】
1.「設定」を開く
2.一番上のアイコンタブを選択する
3.「iCloud」を選択する
4.「iCloudバックアップ」を選択する
5.「今すぐバックアップを作成」をオンにする
6.「バックアップを作成中」の表示を確認する
7.バックアップ終了まで待つ

アップデート失敗して、データが破損して後悔しないためにもバックアップは重要となるだろう。

iPhoneはWi-Fiなしでもアップデートはできる

(Image:Halfpoint / Shutterstock.com)

iPhoneは、この記事で紹介した以下の方法で、Wi-Fiなしでもアップデートは可能です。

●テザリング
●iTunes
●Finder
●フリーWi-Fi

Wi-Fiなしでも、さまざまな方法でアップデートできますので、ぜひ取り入れやすい方法でアップデートを行ってください。そして、アップデートをする前にはバックアップをとることも忘れずに。

※サムネイル画像(Image:nikkimeel / Shutterstock.com)

オトナライフ編集部
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