ドコモオンラインショップで販売している「iPhone 12」シリーズの一部が、11月4日以降に値下げされることが発表された。値下げが実施されるのは、iPhone 12と「iPhone 12 mini」。3キャリアの中でiPhone 12の値下げに踏み切ったのはドコモが最遅となる。割引率や新たに追加されたプログラム特典などについて詳しく解説していこう。
割引率は約0.5割、「いつでもカエドキプログラム」の対象に
ドコモオンラインショップで値下げが実施される機種と値下げ後の価格は下記の通りだ。割引率はすべての機種が約5%引となっている。
iPhone 12(64GB):10万1,376円→9万5,876円
iPhone 12(128GB):10万9,296円→10万4,346円
iPhone 12(256GB):12万3,552円→11万7,502円
iPhone 12 mini(64GB):8万7,912円→8万2,412円
iPhone 12 mini(128GB):9万5,832円→9万882円
これまで「スマホおかえしプログラム」の対象だった上記機種が、値下げと同時に「いつでもカエドキプログラム」に変更されるとのこと。2つのプログラムの違いについては、次のページで紹介していこう。
ドコモのいつでもカエドキプログラムとは?
2021年11月2日現在、iPhone 12/12 miniが対象となっているスマホおかえしプログラムは、端的に言えば「端末代金の最大12回分の支払いが不要になるプログラム」である。36回払いで対象機種を購入し、2年後に破損や故障がない状態で返却すれば、12回分の支払いが不要になるといった内容だ。例えば、118,800円の端末を購入して2年後に返却した場合、支払いは2年分の79,200円のみで、39,600円お得に端末が利用できる。
そして、11月4日以降にiPhone 12/12 miniが対象となる「いつでもカエドキプログラム」。24回目だけ支払額の多い「残価設定型24回払い」で端末を購入後、1~48カ月までどのタイミングで本体を返却してもよく、返却すれば残りの支払いは不要といった内容だ。例えば105,500円の端末を購入して、残価額が48,000円に設定されていた場合。残価は24カ月目に支払うものなので、23カ月目に返却したら、48,000円を支払わずに済むというわけだ。
まだiPhone 12シリーズは残価額が発表されていないが、他の機種を見る限り、スマホおかえしプログラムよりもお得になりそうだ。同プログラムは「iPhone 13」シリーズを中心とした最新機種が中心だったが、この度iPhone 12/12 miniも対象内となった。
一見割引率は高くないが、このプログラムに加入して破損や故障に気を付けて使えば、非常にお得にiPhone 12を使用することができる。ドコモユーザーも、そうでない人もこの機会に検討してみては。
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※サムネイル画像(Image:Pickaxe Media / Shutterstock.com)