もしかしたらiPhoneのなかでも、大ヒットモデルとなるかもしれない。コンパクトで低価格でありながら高性能なことから、人気が高い「iPhone SE」シリーズ。その第3世代が2022年のはじめには発売されるのではないか、という噂が複数のメディアに報じられている。さらには、その販売価格についても嬉しい噂も飛び出した。待ち侘びているファンも多い機種だけに、気になる人も多いのではないだろうか。そこで、ここでは第3世代SEにまつわる噂について紹介をする。
最新型チップ搭載で5Gなのに、低価格という魅力!
現在、複数の中国メディアが第3世代 iPhone SEは第2世代よりも価格が安くなると報じているという。日本では第2世代 iPhone SEの64GBモデルは税込49,800円で販売されているが、「IT之家」は日本円にして約33,600~49,800円、「MyDrivers」は約45,300円になると予想しているようだ。
スペック面でも、最新のiPhone 13シリーズなどに搭載されている高速のA15 Bionicチップが搭載され、カメラの性能もアップ。さらに5Gにも対応するといわれている第3世代のiPhone SE。もしこの価格に関する報道通りで発売されることになれば、乗り換える人はかなり多そうだ。特に初代SEを愛用している人にとっては、来年リリースされるiOS 16ではサポートが打ち切られる可能性があるとも報じられているため、第3世代SEの発売が待ち遠しいことだろう。また、アップルユーザーだけでなく、多くのアンドロイドスマホのユーザーも乗り換える可能性があるとロイターの「Reuters」は伝えている。
第3世代 iPhone SEの登場により、消滅するかもしれないシリーズも
一方で第3世代iPhone SEが発売されると、その存在意義が揺らぐことにもなりかねないのが、iPhone mini シリーズだ。大きさはほぼ同じなので、コンパクトサイズのiPhoneが欲しい人にとっては、比較対象となる機種だ。とはいえ、これまではiPhone 12/13 mini かiPhone SE2 か比較した際に、その性能の差は大きくminiシリーズを選択する人も多かっただろう。だが第3世代でSEの性能が大きくアップし価格差もさらに広がるとなった場合はSEの方が優勢となってもおかしくない。なんといっても、SEの強みはマスク着用時にスムーズに使用できない顔認証ではなく、指紋認証機能の「Touch ID」内蔵のホームボタンが搭載されていることだ。SE3にも引き続き搭載されるといわれている。
現在、3大キャリアを中心に全国の家電量販店などでもiPhone 12/13 miniが「実質1円」など、叩き売りともいえるような値下げ競争が繰り広げられている。SE3が発売され需要が下がる前に売ってしまいたい、という思惑もありそうだ。もし今安さに惹かれ、買い替えを検討している人がいれば、SE3が発売目前であることも視野に入れて検討した方が良いかもしれない。
すでに2022年に発売されるiPhone 14 シリーズではminiシリーズが廃止になる見通しだと多くの海外メディアが報じている。年々高額化するiPhoneのなかで、今後もますますiPhone SEの人気は高まっていきそうだ。
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参照元:iPhone SE(第3世代)、5G対応しA15搭載も販売価格は現行モデルより安い?【iPhone Mania】
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