【2022年】新しいスマホに買い替えたい人が約40%もいることが判明、その理由はiPhone 14?

みなさんが今使用しているスマートフォンは買い替えから何年が経過しているだろうか。「好きなスマホブランドの新作モデルが発売されるのを待っている」「まだ気に入った機種が見つかっていない」など、2022年こそはスマホを買い替えたいと思っている人も少なくないだろう。そんな中、iPhone・スマホ情報メディア「iggy.tokyo」が2022年の新スマホ購入意欲に関する調査を行った。

今回はスマホ買い替えについてユーザーの動向を見ていこう。

狙いはiPhone 14? 40%が2022年に買い替えを希望

ハイエンドスマホを好まない人は、買い替えに消極的だという(iggy.tokyo調べ)

iggy.tokyoは2021年12月13日〜20日に実施したスマホの買い替えに関するアンケート調査の結果を集計・発表した。

「2022年に新しいスマートフォンを購入したいですか?」という質問に対し、39.33%の人が「購入したい」と回答した。その理由について見てみると、「2021年は欲しくなるようなスマホが少なかった」「安くて性能の良い機種を買いたい」など、品定めをしている最中のユーザーが少なくないことが判明した。さらに「『Galaxy S22(仮称)』が出たら欲しい」「『iPhone 14(仮称)』で指紋認証(Touch ID)が復活したら買いたい」など、特定の機種や、期待する機能を搭載した新型モデルの発売を待つ人も多いようだ。

特に待望する声が多く寄せられていたというのが、iPhone 14シリーズだ。iPhone 14シリーズに関する様々な情報によれば、「iPhone 13」シリーズに搭載されたA15 Bionicチップの後継となるA16 Bionicチップ搭載や、画面内蔵の指紋認証(Touch ID)、4,800万画素カメラなど、大幅な機能向上が予想されている。これらの情報からiPhone 14シリーズの発売に期待が高まっているようだ。

また、別の報道では、さらに先の「iPhone 15(仮称)」シリーズでは「物理SIMカードスロットを搭載せず、eSIMのみに対応になるのではないか」との噂も上がっており、iPhone 14だけでなく15シリーズの発売を楽しみにするファンも存在する。そんな翌年・翌々年のシリーズを見越して購入を検討するiPhoneファンも少なくないのだ。

(Image:NYC Russ / Shutterstock.com)

半導体不足もiPhone 13の売れ行き不調の原因といわれている

iPhone 14シリーズに期待が集まるのには、2021年9月に発売されたiPhone 13シリーズの売れ行き不調も影響しているという。デジタルガジェットの最新情報を発信するウェブメディア「Engadget 日本版」によると、「前年モデル(「iPhone 12」シリーズ)とデザインはほぼ同じで、革新的な新機能にも乏しく、マイナーチェンジに留まっています」とiPhone 13が不人気な理由に厳しく言及していた。

また、iggy.tokyoの調査では60.6%の人が「2022年に新しいスマホを購入しない」と回答している。その理由として「今使っている機種で満足している」「iPhoneやGalaxyなどの高性能モデルは高くなり過ぎ」など、ハイスペックで多彩な機能を搭載したスマホへの買い替えに消極的な声も上がっている。最近では、HuaweiやOPPOといった中国メーカーが発売するコスパの高い低価格スマホを愛用する人が増えていることもこれらの意見と一致しそうだ。

充実の機能を備えるハイスペックスマホを楽しみに待つハイエンド派と、低価格のコスパ重視派で別れるスマホ事情。iPhone 14など革新的な機能が搭載されたスマホの発売は、ますます二極化を進めることになるかもしれない。

出典元:『iggy.tokyo』は→こちら

※サムネイル画像(Image:NYC Russ / Shutterstock.com)

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