Amazonアカウントにログインできなくなってしまった場合、どのように対応したらいいのでしょうか。この記事ではログインできない原因と、原因別の対処法をご紹介していきます。
Amazonアカウントにログイン(サインイン)できない主な原因
Amazonアカウントにログインできないときに考えられる主な原因には以下があります。
・ログイン時のメールアドレスやパスワードの打ち間違い
・普段使用しているものとは別の端末でログインを試みている
・二段階認証コードをSMSや音声通話で受信できない
・二段階認証でバックアップキーもない
・アプリやブラウザのエラー
・アカウントの乗っ取り
多くの場合は「メールアドレスやパスワードの打ち間違い」が原因に該当するでしょう。
問題の解決に若干手間を要するケースがあるのは「二段階認証」。バックアップキーがない場合、Amazonに本人確認書類を提出したうえで設定を解除してもらうしかないこともあります。
ログイン時のメールアドレスやパスワードの打ち間違い
アカウントにログインする際、登録しているメールアドレスとパスワードを入力する必要があります。当然ながらメールアドレス、もしくはパスワードが間違っているとログインすることができません。
普段使用しているものとは別の端末でログインを試みている
普段と異なるデバイスを使ってログインする場合、他人によるアカウント乗っ取りを未然に防ぐセキュリティ対策に引っかかる場合があります。
この場合、登録しているメールアドレス宛にサインインを承認するためのメールが送信されます。送信されたメールを経由してログインする必要があります。
二段階認証コードをSMSや音声通話で受信できない
二段階認証を設定している場合、通常のメールアドレス+パスワードのログインにくわえ、認証コードを入力しないとログインすることができません。
認証コードはSMSや音声通話、認証アプリで受信可能です。もしも何らかの理由でSMSや音声通話でコードが受信できない場合は、事前に認証アプリをインストールしておく必要があります。
二段階認証コードを受信できずバックアップキーもない
事前に認証アプリをインストールしていない状態で、SMSや音声通話による二段階認証コードの受信ができなくなった場合は「二段階認証を解除する」しか再ログインする方法がありません。
Amazonでは二段階認証を解除するためには、身分証明書の提出が求められます。本人確認が完了すると二段階認証は無効化されます。証明書の提出からおおむね12時間以内にログインが可能になります。
身分証明書の提出方法については、Amazon公式→こちらを参考にしてください。
アプリやブラウザのエラー
明らかに正しいメールアドレスとパスワード、二段階認証コードを入力してもログインできない場合はアプリやブラウザのエラーが発生している可能性があります。端末の再起動のほか、キャッシュやCookieの削除を試みましょう。
アカウントの乗っ取り
上記全ての手順を行ってもログインができない場合、アカウントが不正な乗っ取り被害に合っている可能性が出てきます。
まずAmazonに登録しているクレジットカードのの不正利用などがないか確認したうえで、カスタマーサポートにも問い合わせて対応を尋ねましょう。
カスタマーサポートへの連絡は以下の手順で行うことができます。
まずAmazonにアクセスします。
また、実際に不正利用が確認された場合は警察に届け出ることも検討しましょう。
まとめ
Amazonアカウントにログインできない原因は、多くはメールアドレスやパスワードの打ち間違い。あるいは二段階認証の設定に関するものです。
一方、アカウント乗っ取りの可能性もゼロではありません。乗っ取りが疑われる場合はクレジットカードの利用履歴を確認したうえで、Amazonカスタマーサポートに相談。また警察への届出も検討してください。
※サムネイル画像(Image:slyellow / Shutterstock.com)