今や「Cool Japan」の愛称が浸透するほど、広く世界中で愛されている人気の日本の漫画作品。人気の高い漫画はアニメや実写映画化など、メディア展開されることでさらに幅広い世代で愛されるようになるという相乗効果も生み出していることは読者のみなさんもご存知のことだろう。
今回は、そんな名作を生み出している漫画家の中で誰が一番人気なのか、ランキングをもとにご紹介しよう。
ベスト3には続きが気になるあの作品や、誰もが知っているあの漫画家がランクイン!
日本最大級のドラマ口コミサイト「TVログ」内のWebマガジン「TVマガ」を運営する株式会社WonderSpaceは2月8日、男女500名を対象に2021年11月22日~11月25日の期間で実施した好きな漫画家についての調査結果を発表した。
好きな男性漫画家第3位は「HUNTER×HUNTER」などで有名な「冨樫義博先生」。HUNTER×HUNTERは1998年から「週刊少年ジャンプ」で連載されている人気作品。少年が父と出会うために「念能力」と呼ばれる特殊能力を使いながら、仲間と共に成長する冒険譚だ。
冨樫先生はHUNTER×HUNTER以外にも「幽☆遊☆白書」や「レベルE」といった作品でもアニメ化を果たすほどのヒットメーカーとしても知られている。一方で休載が多いことでも有名で、SNSでは、他の作品の連載再開にもかかわらず「HUNTER×HUNTER」がトレンドに登場するという謎現象もたびたび起こるほどのネタとなっている。それだけ連載再開を待ち望んでいる声が多いということだが、次はいつ連載再開されるのだろうか…。
第2位となったのは「鳥山明先生」。代表作はご存じ「ドラゴンボール」。1984年から週刊少年ジャンプで連載されていた冒険バトル漫画で、今なお映画化や続編の漫画が連載されている大人気漫画だ。子どもから大人まで広く愛され続けている作品で、男子なら誰もが「かめはめ波」や「元気玉」のポーズをしたことがあるのではないだろうか。
また、鳥山先生は漫画家としてだけでなくPRG作品「ドラゴンクエストシリーズ」のキャラクターデザインを手掛けていることでも知られる。マルチに世界的なヒット作を生み出す“二刀流”とも言えそうだ。
第1位はONE PIECEの尾田栄一郎先生に決定!
そして栄えある好きな男性漫画家第1位に輝いたのは、「ONE PIECE」の作者「尾田栄一郎先生」となった。ONE PIECEは1997年から週刊少年ジャンプで今も連載を続けるバトル漫画。この作品ももはや説明不要の大人気作品で、ハリウッドで実写ドラマ化も決定しているほど世界中に読者が存在している。迫力あるバトルシーンはもちろん、泣ける場面や作中の伏線が20年経って回収されるなど、何度でも読みたくなるほどストーリーが魅力的なことも幅広い世代から支持を集めている理由だろう。
今回の調査ではほかにも漫画の神様と呼ばれる「手塚治虫先生」(4位)や、「好きな女性漫画家」ランキングで1位となった「高橋留美子先生」(うる星やつら)や2位「荒川弘先生」(鋼の錬金術師)、5位「吾峠呼世晴先生」(鬼滅の刃)といった、男性読者にもなじみ深い顔ぶれが並んだ。
好きな男性漫画家1位~28位は一覧はこちら
1位:尾田栄一郎
2位:鳥山明
3位:冨樫義博
4位:手塚治虫
5位:井上雄彦
5位:青山剛昌
7位:あだち充
8位:荒木飛呂彦
9位:諫山創
10位:浦沢直樹
10位:久保帯人
12位:小畑健
13位:空知英秋
14位:岸本斉史
14位:藤子・F・不二雄
14位:藤田和日郎
17位:矢吹健太朗
18位:ゆでたまご
18位:臼井儀人
18位:芥見下々
18位:水島新司
18位:水木しげる
18位:西森博之
18位:楳図かずお
18位:福本伸行
18位:堀越耕平
18位:野田サトル
28位:原哲夫
28位:小山宙哉
28位:新沢基栄
28位:島袋光年
28位:藤子不二雄
28位:藤本タツキ
28位:北条司
28位:和久井健
これを機に有名な漫画を改めて読むというのも、面白いかもしれない。
出典元:好きな漫画家人気ランキングベスト35!【500人に聞いた】【TVマガ】
※サムネイル画像(Image:Luthfi Syahwal / Shutterstock.com)