「ゲーミングチェア」と聞くと、どのようなイスをイメージするだろうか。多くの人が思いつくのは、体に合わせた凹凸があり、しかもなぜかカラフルで派手!というものだろう。ゲームに対する悪いイメージは減っているだろうが、ゲーミングチェアを購入してゲームをしていると聞くと、やはりどこか、マニアックな印象を持つ人もいる。
しかし、そんなゲーミングチェアが今、人気だ。テレワークなどで自宅にいながら仕事する人が、仕事環境を整えるためにモニターを購入するのはよく聞く話だが、外出が少ないためイスに座りっぱなしだったり、床で作業したりしていると、どうしても体が疲れてくる。そこで、ゲーミングと言いながら、仕事用に使う人が増えているのだ。実際のところ、座り心地はどうなのだろうか。
ゲーミングチェアを仕事で使ったことのある人が約60%も!
今回お伝えするのは、NEXERが全国の男女2,657人に実施した調査だ。「ゲーム時や仕事中にゲーミングチェアを使用したことがあるか」という質問に対して、使用経験者は全体の7.4%となった。これを「多い」とみるか「少ない」とみるかは感想が分かれそうだが、そのうち「ゲームのみに使用したことのある人」が40.1%。その他は何だ?と気になる答えは、「仕事」が僅差の39.6%。そして「どちらもある」が20.3%。つまり、ゲーミングチェア使用経験者のうち、60%近い人が仕事で使用したことがあるとの回答なのだ。
さらに、ゲーミングチェアを使用したことがある方に、「ゲーミングチェアを使用した方が良いと感じているか」と質問したところ、実に90.9%の人が、「ゲーミングチェアを使った方が良い」と感じている。その理由がとても気になる。
使った方がいい派の理由に行く前に、9.1%の「使わない方が良い」派の意見もご紹介。最も多かったのは「体が疲れやすい」33.3%。2位は「椅子の形が合わない」27.8%、3位「作業に集中できない」22.2%、4位「汗で蒸れやすい」11.1%、5位「腰が痛くなる」5.6%となった。それでは、使った方が良い派の回答は?
使用経験者のうち90%を超える使った方が良い派の理由は?
「使った方が良い」と答えた人の理由で1位となったのは「腰が痛くなりにくい」だった。44.7%と、半数近い人が理由として挙げている。よほど効果が高いのだろう。そして2位には「体が疲れにくい」30.7%、3位「好きな角度に調整できる」16.2%、4位「作業に集中できる」7.8%、5位「かっこよく見える」0.6%という回答だった。
通常の椅子に長時間座ると、猫背になったり、腰や足に負担がかかったりしてしまうことも少なくない。しかしゲーミングチェアは、全身を包み込んで体を固定する「バケットシート」を呼ばれるデザインであり、しかも腰や首などにクッションがあり体への負担が減る構造になっている。それが、腰が痛くなりにくい、体が疲れにくい、という結果につながったのだろう。ちなみに、ゲーミングチェアを使ったことがない人のうち、使用してみたいと思ったことがある人は19.0%。ゲームや在宅ワークだけでなく、ドラマの一気見などに使いたいという声もあった。
自宅の椅子がちょっとしっくりこない・・・という人は、思い切ってゲーミングチェアも選択肢に入れてみても良いかもしれない。
出典元:【ゲーミングチェア】使用経験者の90.9%が、「使用した方が良い」【Fastrend(ファストレンド)】
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