リビングで見るのにちょうど良いテレビのサイズは? 調査で分かった圧倒的な1位となったのは意外にも…?

新しいテレビを買うときに、どのサイズのテレビにしようか迷う人は多いだろう。小さすぎるテレビでは物足りなさを感じることがあるだろうし、逆に大迫力の大きな画面で映画などを観てみたいと大型テレビを買っても、部屋の大きさに合っていないとかえって見辛いなんてことも。

そこで今回は、テレビの大きさに関するある調査結果を紹介する。多くの人がリビングにちょうど良いと考えているテレビの大きさはどれくらいなのだろうか。

アンケートで圧倒的な1位となったのは意外にも…?

大型テレビは意外と人気がない?(「株式会社レビュー」調べ)

株式会社レビューが運営する情報メディア「さぶろぐ」は2022年1月、インターネット上で全国の20歳以上の男女150人に「リビングで見るテレビのちょうど良いサイズ」に関する調査を行い、その結果をランキング形式で発表した。

調査によると、「80型以上」と大きなサイズを回答したのは少数で第8位だった。続いて大きすぎず小さすぎない「58型」と大きめの「70型」、「75型」が同数で第5位に。20畳以上ある広いリビングの家に住んでいる人や、スポーツや映画を臨場感たっぷりに見たい人は大きいサイズのテレビが良いと考えているようだ。

第3位には「60型」と「65型」が、第2位は「55型」がランクインしている。一般的に大型テレビと呼ばれるのは50型以上のモデルのこと。ここまでの調査結果を見ると、やはり大型テレビが良いと考えている人が多いように見える。

だが実は、今回の調査では全体の56.0%を占める人が「50型以下」と回答し第1位となっているのだ。メーカーからは臨場感抜群の超大型テレビが続々と登場しているなか、意外にも大半の人が50型以下のコンパクトなテレビがちょうど良いサイズだと考えていることが分かった。

テレビの正しいサイズの選び方は? 種類によって違う最適視聴距離

ドンキやSTAYERから「4K対応 チューナーレス スマートテレビ」が続々発売されており、今後サイズの選びかたも変化してきそうだ

今回の調査ではリビングで見るテレビの大きさは50型以下のコンパクトなサイズが良いと考える人が多いことが分かったが、実際部屋の大きさとテレビのサイズの関係はどうなっているのだろうか。

一口にテレビと言っても種類があり、従来のフルハイビジョンよりも4倍の解像度でより美しい画質の4K対応テレビが主流となり、インターネット接続に対応しているスマートテレビが増えているなど、近年のテレビの進化は著しい。液晶テレビよりも鮮明で美しい映像が特徴の有機ELテレビも人気だ。

また、テレビの大きさや種類によってその適した視聴距離は変わってくる。フルハイビジョンテレビでは画面の高さの約3倍、4Kテレビなら約1.5倍、8Kテレビなら0.75倍が適切な視聴距離だと言われている。例えば55型のテレビは画面の高さが約65センチなので、フルハイビジョンなら約1.9mが最適視聴距離だが、同じ55型でも4Kなら約0.97mとなる。

一般的には一人暮らしならば32〜40型、家族向けなら42型以上のモデルがおすすめだとされている。ちなみにSONYの公式サイトでは部屋の広さとおすすめの画面サイズは、4.5畳程度では43V型以上、8畳程度では55V型以上、10畳程度では65V型以上、16畳程度では75V型〜80V型となっている。

あなたの家にあるテレビは大きすぎたり、小さすぎたりしないだろうか。もしテレビの買い替えを検討している人がいたら、参考にしてみてはいかがだろうか。

出典元:【調査レポート】リビングで見るテレビのちょうど良いサイズは?圧倒的1位はコンパクトな「50型以下」に!【さぶろぐ

オトナライフ編集部
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