コロナ禍により一気に広まった感のあるネットスーパー。登場した頃は「食料品は自分の目で見て買いたい」「スーパーくらい自分で行けばいい」などと、一部の消費者にしか受け入れられないのではとも思われたが、大手スーパーはもちろん、地元で展開するスーパーもネット注文を受け付けるようになっている。では果たして、利用者はどんな時、どのように使っているのだろうか。
利用経験者は約3割、その大半が便利さを実感しているネットスーパー
ファストレンドは全国の男女3,000人にネットスーパーに関するアンケート調査を実施。その結果によれば、回答者の31.5%が「利用したことがある」と回答している。約3人に1人という計算だが、これを意外と多いと感じるか少ないと感じるかは、人によるかもしれない。
さらに、利用したことがあると回答した人に「便利だと感じているか」と質問したところ、94.3%の人が「はい」と回答。つまり、ネットスーパーの利用者は便利だと感じて何度も利用するが、使ったことがない人はその利便性にピンとくるものがなく利用にハードルを感じているのかもしれない。
では、ネットスーパー利用者はどんな点を便利だと感じて使っているのだろうか。これを知ったら、あなたもネットスーパーを使いたくなるかもしれない。
誰だって好きこのんで重い荷物を持ち歩きたいとは思わない!
複数回答可の「ネットスーパーが便利だと思うポイントを教えてください」という質問では、第3位は32.1%で「人との接触を減らせる」がランクイン。国や地方自治体からも「スーパーに行く回数を減らせ」と言われるこのご時世、およそ3人に1人がメリットと感じていることがわかった。それを上回る2位には「簡単に注文できる」。62.0%と一気に支持率が高くなった。広いスーパーだと目的のものを探すのも一苦労。「あれはどこの棚に置いてあるんだろう…」と、店内をぐるぐると歩き回った経験は一度や二度ではない。その点、ネットスーパーならキーワードを入力するだけで目的の商品へとたどり着けるわけで、この便利さを知ったらリアル店舗へ行く気が失せるかもしれない。
そして最も票を集めたのは「重い荷物を持たなくていい」で80.0%がメリットだと感じていることが明らかとなった。この理由がメリットということには、誰しもが頷けるのではないだろうか。2リットルのペットボトルのケース売りや食品のまとめ買いなど、スーパーへいくと意外と荷物が多くなる。高齢者はもちろん、小さな子どもを連れての買い物などは「重労働」というしかない。さらに一戸建て住宅ならともなく、マンションで荷物を持ってエレベーターの行き先ボタンを押し、エレベーターに乗っている最中も荷物を持ったまま…という経験をしたことがある人なら、いかにスーパーの帰り道に疲労を蓄積しているか実感しているはずだ。
他にもネットスーパーを利用したいと思う時として「年末年始のスーパーの行き帰りに渋滞になってスーパーに行くのが面倒だと思う時(60代女性)」「怪我や病気をしている時、天候が悪い時仕事で営業時間内に行けない時、重い物や大きい物を買う時、買い物の量が多い時(40代女性)」などというコメントが寄せられている。
いかがだろうか。理由に納得できた人は、ネットスーパーを利用してみてもいいかもしれない。
出典元:【徹底比較】人気のネットスーパーおすすめ22選|新鮮で安い!最強の宅配スーパーを紹介【Fastrend】
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