メルカリで商品を発送するとき、最も送料を節約しやすいのが「普通郵便」です。しかし普通郵便には「定形郵便」と「定形外郵便」の2種類があり、サイズや重量制限が異なるので使い分けが大切です。本記事ではメルカリの商品を普通郵便(定型/定形外)で発送する方法を解説します。
【メルカリ】普通郵便(定型/定形外)で送れるものとは?
メルカリでは商品の発送手段として「普通郵便(定型/定形外)」を利用できます。
普通郵便を使うと発送コストが最安84円(税込)と安くなり、手持ちの切手が使えることが大きなメリットです。また郵便ポストやコンビニから発送できるため手間もかかりません。
ただしメルカリで使える「ゆうゆうメルカリ便」や「らくらくメルカリ便」とは異なり、普通郵便では匿名配送ができず自身の個人情報が相手に開示されます。「特定記録」を別途付けないと追跡ができない点にも注意が必要です。
普通郵便には「定形郵便」と「定形外郵便」の2種類があり、最大サイズや重量制限、送れるものが異なります。本章ではそれぞれの違いについて解説します。
定形郵便のサイズと主な送れるもの
普通郵便の定形郵便のサイズや重量制限は下記のとおりです。
普通郵便の定形郵便で送れるものは、ネックレスやアクセサリー、ポストカードなどです。ただし最大重量が50gなので、少し重めのネックレスやアクセサリーは送れない可能性があります。
定形外郵便のサイズと主な送れるもの
普通郵便の定形外郵便のサイズや重量制限は下記のとおりです。
普通郵便の定形外郵便では服や本、ゲーム機などさまざまなものを柔軟に送ることができます。ただし普通郵便には補償がないため、高価なものを送る場合は「書留」オプションを付けるか、ほかの発送方法を選ぶほうが無難です。
メルカリの配送方法を普通郵便に設定する方法
メルカリで配送方法を普通郵便に設定して出品する方法は下記のとおりです。iOSとAndroidいずれの端末でも同じ手順となります。
出品済みの商品の配送方法を普通郵便に変更する方法
メルカリで出品済みの商品の配送方法を普通郵便に変更する方法は下記のとおりです。iOSとAndroidいずれの端末でも同じ手順となります。
ただし商品が売れたあとに配送方法を変更する場合は、必ず購入者の同意を得てから変更するようにしましょう。同意なしで変更するとトラブルになる可能性があります。
メルカリの普通郵便(定型/定形外)による発送についてよくある質問
メルカリの普通郵便による発送について、下記2つのよくある質問を紹介します。
・普通郵便に追跡を付けることは可能?
・普通郵便に補償を付けることは可能?
普通郵便に追跡を付けることは可能?
普通郵便に追跡オプションを付けたい場合は、「特定記録」を追加する必要があります。郵便局の窓口で「特定記録を追加してください」と伝えると、特定記録を利用できます。
特定記録は一律で160円(税込)の追加料金が必要ですが、購入者が配送状況を確認できるため、「商品がどこにあるか分かる」という安心感を与えることができます。
普通郵便に補償を付けることは可能?
普通郵便に補償を付けたい場合は、「書留」を追加する必要があります。書留には「一般書留」と「簡易書留」の2種類があります。一般書留は補償額10万円で435円(税込)、簡易書留は補償額5万円で320円(税込)です。
書留を利用する場合は郵便局の窓口で「簡易書留(一般書留)にしてください」と伝えましょう。なお普通郵便に書留を追加すると、自動的に追跡オプションも追加されます。高価なものを普通郵便で送る際は、書留にしておくと双方とも安心して取引できます。
まとめ
メルカリでは安価な配送方法として「普通郵便(定型/定形外)」を選べます。ただし普通郵便には追跡や補償のサービスがないため、商品の内容に応じて「特定記録」や「書留」などのオプションを付けるのがおすすめです。高額な商品はそもそも普通郵便では送らず、ほかの配送方法を利用するほうが好ましいでしょう。