子どもの時、トミカで遊んだことはあるだろうか。実際の車を再現したおもちゃでかっこよさや男のロマンを感じられるものも多い。現在でもトミカは小さい子どもに人気で、昔よりもクオリティが高い商品が揃っている。昔よりも目が肥えているであろう今の子どもはどんなトミカで遊んでいるのか、ご紹介しよう。
第3位はジムニー、第2位は日産のカッコイイあの車！
小さなトミカも数が揃うと壮観だ
ARINA株式会社が運営する幼児や小学生の親御さん向けの教育メディア「おうちの教材の森」は、全国の中学生以下の子どもをもつ親御さんに「子どもがいちばん好きなトミカは？」のアンケート調査を実施。この調査は2022年3月3日に行われ、有効回答数は169人である。
子どもがいちばん好きなトミカランキング、第3位は37票で「スズキ ジムニー」。実際の車は、軽自動車ながら四輪駆動のオフロード車であり、1970年に発売して以降、現在でも新しいモデルが生産されるほど人気が高い。見た目は角張っていてワイルドな印象を受ける車だ。投票者からは「フォルムがかっこいい」という意見もあれば「可愛らしい」という声もあり、子どもが気に入っているというよりは、親が好きだから子どもに買ってあげているケースも多そうだ。
3位は「スズキ ジムニー」
45票を集めて第2位に輝いたのは、「日産GT-R」。GT-Rはクーペ型の高級スポーツカーで、モータースポーツの大会でも使用されているモデルもある。車高が低く、「これぞスポーツカー」という見た目をしている。トミカでもそのスタイリッシュなフォルムがしっかりと再現されており、「かっこいいから好き」という声が多く挙がった。高級車であるため親が所有しているということは多くないかもしれないが、車好きの親が「憧れの車」として熱い視線を送っていたことで、その影響で好きになったという子どももいるようだ。
2位に輝いたのは「日産GT-R」（写真はトミカギフト 栄光のGT-Rセット）
第1位の車は、大人が少しドキッとしてしまう！？
トヨタクラウンはパトカーとタクシーの2種類がランクイン（「おうち教材の森」調べ）
栄えある第1位は54票を獲得した「トヨタ クラウンパトカー」。クラウンはトヨタが販売しているセダンタイプが有名な高級乗用車で、1955年からモデルチェンジを繰り返して、現在はスマートなフォルムのものが販売されている。日本のパトカーの中で最も採用されているのがクラウンで、街中でもよく見かけることが多いだろう。
白と黒を基調にしたかっこよくて分かりやすいデザインや、「パトカー」という普通の人には乗れない特別感が子どもの目には魅力的に映っているのかもしれない。特に小さい子どもの中にはおまわりさんや警察車両が好きという子も多く、パトカーのトミカで警察官ごっこをしている子もいるのではないだろうか。しかし大人になると「パトカーに乗る」の意味合いが変わってくることもあるため、大人たちの中には「乗りたいとは思わない」という人もいるかもしれないが…。
1位になった「トヨタ クラウンパトカー」
トップ3には入らなかったものの、「スバルレヴォーグ」や「トヨタカムリ」なども一定の支持を集めていた。トミカは小さい男の子が遊ぶことが多いため、全体的に見た目がかっこいいものが好まれる傾向にあり、親の影響も大きいと考えられる。最近のトミカは精巧につくられているものも多いので、車は好きだけど実物は高くて買えないという人にはおすすめだ。意外と子どものようにハマってしまうかもしれない。
出典元：【調査結果】子供がいちばん好きなトミカは？1位は『トヨタクラウンパトカー』！【おうち教材の森】
※サムネイル画像（Image:Amazonより引用）