丸井のエポス(EPOS)カードでプラチナカードを取得したので、さっそく世界1200カ所以上の空港ラウンジが無料で利用できるプライオリティパス(PRIORITY PASS)を使ってみた。今回レポートするのは香港・チェクラップコク国際空港。果たして利用価値はあるのだろうか?
似た名前のラウンジがすぐ横にあるので気を付けて!
筆者は、以前オトナライフで紹介した丸井のエポス(EPOS)ゴールドカードで年100万円を利用し、ようやくプラチナカードをゲットした。さっそく会員特典である世界中の空港ラウンジが無料で利用できるプライオリティパス(PRIORITY PASS)を取得したので、今回は香港のラウンジを実際に使ってみた感想をレポートしよう。
まず、香港・チェクラップコク国際空港にはプライオリティパスで使えるラウンジが3カ所あるが、今回は第一ターミナルの出国審査を出てすぐの場所にある「PLAZA PREMIUM LOUNGE」を利用することにした。しかし、間違えてすぐ横にある「PLAZA PREMIUM FIRST」に入ろうとしてイキナリ恥ずかしい思いをする。皆さんも注意してほしい。それにしても、同じ場所に似たような名前をラウンジを置かないでほしいものだ。
ラウンジを利用するには、プライオリティパスと搭乗券(ボーディングパス)を提示してサインをすればよい。ラウンジ内は想像以上に広く、やや暗めの照明でゆったりとくつろげそうだ。ちなみに、サインをする前には必ずレシートが「Users:1」となっていることを確認しよう。1人利用なのに「Users:2」となっていると、同伴者料金を請求されることもあるそうだ。
今回、プライオリティパスで入るのは香港・チェクラップコク国際空港の第1ターミナルにある「PLAZA PREMIUM LOUNGE」。しかし、筆者はろくに確認もせず、すぐ横にある「PLAZA PREMIUM FIRST」に入ろうとして追い返されてしまった。ややこしい名前を付けるなよ、恥ずかしい……
こちらがプライオリティパスで入れる「PLAZA PREMIUM LOUNGE」の入り口。出国審査を出たらすぐ階段を降りてレベル6に。右側のゲート1付近にあるので、よく確かめてから入ろう。受付ではプライオリティパスと搭乗券(ボーディングパス)を提示してサインすればOK!
24時間営業の「PLAZA PREMIUM LOUNGE」。最長3時間まで滞在可能だ。ラウンジの中はなかり広く、食べ物や飲み物が充実していた。もちろん、Wi-Fiや専用トイレ、シャワー室などもあってゆったりできる
入り口にはその場でオーダーできる料理があった。この日は港式魚湯河粉、牛丸米粉、素菜米粉の3種類から選べたので港式魚湯河粉を注文。味はあっさりめだったので香辣油などを入れて味を調えるとめちゃウマに!
カレーやチャーハン、肉野菜炒めなど料理は豊富。香港らしい飲茶(肉まんなど)もあった。ドリンクは豆乳ドリンクやサイダー、缶ビールなどのほかに、セルフのエスプレッソマシンもあった
ワインリストの飲み物は有料で缶ビールのみ無料とあったが、ビールサーバがあったのでさっそく生ビールを店員に注文したところ、とくにお金は取られなかった。たまたま忘れていただけなのかもしれない。いずれにせよ、おつまみも充実していたのでゆったりビールを飲み干す!
トイレの横にはシャワールームも完備していた。鍵がかかっていたので中は見れなかったが、状況によってはうれしい設備だろう
同伴者がいる場合はちょっと使いにくいかも……
ラウンジの中に入ると入口付近にオーダー式の料理(3種類の麺)があるほか、カレーやチャーハン、野菜炒めなどの料理が豊富に用意されていた。また、冷蔵庫には豆乳ドリンクやサイダー、缶ビールなどがあるほか、セルフのエスプレッソマシンもある。さらに奥に進むと、カールスバーグのビールサーバがあったのでさっそく店員に注文してみる。Webサイトでは缶ビールのみ無料と書いてあったが、とくにお金は取られなかった。たまたま筆者がラッキーだったのか、無料になった理由はよくわかならい。ふかふかのソファでゆったり食事をしてビールを飲み干す。まさにVIP気分だ。これがすべて無料なのだから満足感はかなり高い。筆者が実際に使用してよかったと感じたのは豪華な専用トイレが利用できること。奥にはシャワー室もあったので、状況によっては利用価値が高いはずだ。
ただし、誰かと一緒に旅行している場合は、自分だけラウンジに行くわけにもいかない。実はプライオリティパスの同伴者料金は32USドル(約3,520円)もかかるのだ。もっとも、2人で割れば1人あたり1,760円なので、もし搭乗までかなり時間があって、同伴者も一緒にアルコールを飲むなら、下手な空港レストランに行くよりはいいかもしれない。