みんなのお父さんはどのような人だろうか?筆者の父は学校の成績や勉強に厳しく、「勉強をしっかりやっているか毎日チェックする。終わるまでは遊ばせないからな」と言って、小学生のころは自分でテレビをつけることさえ禁止されていた。とても厳格な父だったが、テレビを見はじめたら10分ほどで寝てしまうし、お酒を飲んで酔っ払うと意味のわからない言語を話しはじめるし、夜中は寝室に怪物でもいるのではないかと思うほどのいびきをかいていた。そのような父に母はよく、「お父さんのお世話が大変」と言っていた。
今回ご紹介するのは、Z世代による「お父さんあるある」ランキングだ。みんなのお父さんにもきっと当てはまる、共感エピソードが大集結!
「わかる~」と言いたくなる「お父さんあるある」
バイドゥ株式会社が提供するキーボードアプリ「Simeji」は2022年4月28日~5月29日、Z世代を対象に「お父さんあるあるTOP10」を調査した。まずは、第10位~第6位までを発表しよう。
第10位は「若い頃は細かったのに、なぜか今は太っている」。筆者の父はたびたび、「高校の卒業アルバムとともに昔の武勇伝を語る会」を私に向けて開催していた。その様子を見ていた母が、「あのころはシュッとしていてかっこよかったのに」と言っていたのを覚えている。今回のアンケートでは、「昔の写真はイケメンだった」との声が上がってきたそう。「だった」と過去形なのがなんとも悲しい。
第9位は「お風呂あがりに裸でウロウロする」。お風呂から出てきたパンツ一丁の父を見て、母はいつもため息をついていた。「シンプルにやめてほしい」といった要望も今回の調査で寄せられたそうだ。
第8位は「寝ていると思いTVのチャンネルを変えると『今見てる』と起きる」。「僕の父さんは目が細すぎて寝ているのか寝ていないのかわからなくて」というおもしろいコメントも。ちなみに筆者の父はテレビを見はじめると必ず熟睡していたので、このようなことは起きなかった。
第7位は「父の手料理が美味しい!」。ここにきてやっとプラスの要素がランクイン。「ほんまに料理うまい!」「レストランレベルで美味しい料理を作ってくれる」など、大絶賛のコメントが多数! 筆者も父がつくるチャーハンが大好きだ。
第6位は「娘にやたら甘い」。みんなの家庭はどうだろうか。「すぐ欲しいものを買ってくれる」といったコメントを、指をくわえて見ている筆者であった。
「おとうさんあるある」の第1位に輝いたのは…?
では、気になるトップ5のランキングにうつろう。
第5位は「家族からスルーされる親父ギャグ」。「1時間に1回は言っている。しかも面白くない」「いつもスベっている」などの辛辣なコメントが続々。どうやらZ世代はお父さんに厳しいようだ。クオリティが高くておもしろい親父ギャグをひねり出すのは至難の業だろう。
第4位は「お母さんには敵わない」。筆者はあまり実感はわかないが、実はお母さんの方が強いという家庭は多いようだ。「どんだけ偉そうにしていても、母親の一言で黙る」「お母さんには従っている」などのコメントが多く寄せられた。
第3位は「『お母さんを怒らせちゃだめだよ』と子どもにアドバイス」。先ほどの第4位にも関わってくるが、怒ったら一番怖いのがお母さんのようだ。子どもにそうアドバイスするも、結局お父さんがお母さんを怒らせる、というのもあるあるだそう。
第2位は「くしゃみが大きい」。これはとても共感できるあるあるだ。わざとなのかと思うほど父は大きなくしゃみをする。「響き渡るくしゃみの音で場所がわかる」という驚きのコメントも。いったい、なんメートル先まで響いているのだろうか。
そして第1位は「いびきがうるさい」。これには首がもげるほどうなずける。同じ寝室で寝ている母は寝不足にならないのだろうかと、幼いながらに心配したことを覚えている。母は「騒がしい場所でも眠れるようになったのは父のおかげ」と言っていた。
いかがだろうか。今回の「お父さんあるある」ランキング、みんなのお父さんにあてはまったのはいくつ?
出典元:Z世代が選ぶ!!「お父さんあるあるTOP10」【Simeji】
※サムネイル画像は(「illustAC」より引用)