最新! メルカリで出品禁止になっている商品まとめ【2022年6月】

“何でも売れる”と評判のフリマアプリ「メルカリ」。アナタも家のなかにある不用品を出品してお小遣い稼ぎをしているのでは? だが、メルカリでは意外なものが出品禁止になっている場合もあり、何でも出品していいわけではない。知らずに出品してしまうとペナルティ(利用制限)を受けてしまうかも? なかには一瞬「何でこれがダメなの!?」と思うものもあるので、是非チェックしてみてほしい。

出品禁止商品を出品するとペナルティ(利用制限)を受けることも!

誰でもすぐに不用品を売買できて便利な「メルカリ」。だが出品する前に「出品禁止商品」の確認だけはしておきたい。

偽ブランド品や武器、ドラッグなど、そもそも違法な商品は説明するまでもないだろうが、たとえば、使用済みの制服や記念硬貨、開封済みのサプリメントなど、一瞬「どうしてこれが?」と思ってしまうものも出品禁止になっていることがある。

知らずに出品してしまうと、アカウントの停止、最悪の場合はアカウントが削除されてしまうこともある。出品禁止商品は日々更新されているので、メルカリ歴が長いベテランであっても定期的にメルカリガイドをチェックしておこう。メルカリが課すペナルティ「利用制限」についてはこちらでも詳しく解説している。

●メルカリガイド(公式)→こちら

【1】転売目的のチケットなど

コンサートやスポーツの試合などのチケット類は、メルカリでは基本的には出品禁止になっていない。

ただし、転売目的とみなされたもの、個人情報の登録があるもの、航空券や乗車券、旅行券など、条件によっては違反となるものもある。詳細は「メルリびより」で解説されているので、確認してほしい。

●メルカリびより「チケットの出品における注意点」→こちら

■出品NGなチケットとは?

・転売目的で得たとみなされるチケット
・記名式チケットや、個人情報の登録のあるチケット
・航空券、乗車券、旅行券
・使用が利用者本人に限られているもの
・出品者の手元にない、まだ発券されていない状態のチケット類(予約番号のみも含む)
・代金支払い証明書・引換票・別途支払いが必要となるチケット
・その他、上記と同等とみなされるもの
(メルカリびよりより抜粋)

ちなみに、上記の条件に当てはまらないチケットであっても、チケットの全体像が映っている画像を掲載する必要があるので要注意!

とはいえ、個人の特定を防ぐためにチケットの「席番号、発券店舗名、2次元コード、バーコード」の項目を付箋や画像加工して隠すことは問題ない。

また、現在では電子チケットやQRコードなどの電子クーポンなど、電子データもトラブル回避のため無条件で出品が禁止されている。

コンサートやスポーツ、イベントなどのチケット自体は出品禁止ではないが、条件によっては出品禁止の対象になるので注意が必要だ(画像はイメージです)

【2】衛生マスク

新型コロナウイルスはメルカリの商品にも影響を与えている。その代表例が一時期品切れになって高値で転売された「衛生マスク」だ。

これは、2020年に国が定めた「国民生活安定緊急措置法」に基づくもの。同年8月末には解除されたものの、現状でも新型コロナウイルスが完全には収束していないため、メルカリでは、その後も衛生マスクの転売は禁止となっている。

●国民生活安定緊急措置法による転売規制についてのQ&A→こちら(PDF)

ただし、個人が自作したマスクやインナーマスク(マスクの下に入れるもの)の出品は問題ない。

新型コロナウイルス関連では、マスク以外にもPCR検査キット、新型コロナウイルスワクチン接種券、リーグ観戦チケットやプロ野球の観戦チケットなど、感染防止対策の妨げの恐れがあるチケット類の出品も禁止となっている。

今後、事態が収束すれば出品が可能となる商品もあるはずなので、チェックしておきたい。

自作のもの以外の衛生マスクは出品できない。また、PCR検査やワクチン接種券など、コロナに関連する商品も禁止だ。写真は今となってはちょっと懐かしい通称“アベノマスク”(筆者撮影)

【3】花火や中古のモバイルバッテリー

メルカリでは、危険物や安全性に問題があるとみなされるものの出品も禁止だ。たとえばガソリンや、引火する危険がある花火は未開封であっても出品禁止。

そもそも、花火やガソリンなど摘発性のあるものは、宅急便で送ることができないので注意しよう。

また、スマホ、パソコン、タブレットにかかわらず中古のモバイルバッテリーも、発火の恐れがあるため出品禁止となっている。

さらに、新品であっても「PSCマーク」や「PSEマーク」などのマークがないバッテリーは、法令の安全基準を満たしていないとされ、こちらも出品はできない。

●経済産業省「消費生活用製品安全法」→こちら

●JQA一般社団法人日本品質保証機構「電気用品安全法(PSEマーク)」→こちら

バッテリー類の出品は要注意! 怪しい中華製品などにはPSEマークがないことも多いが、それは、そもそも安全基準をクリアしていないので出品禁止商品となる(筆者撮影)

【4】サービスや権利など実体のないもの

家事代行や引っ越し作業の代行など、最近はスキルを売る専用サイトもあるほど人気の代行サービスだが、メルカリでは認められていない。

ほかにも、宿題の代行、お祓い、別荘の貸し出し、SNSのアカウント(ID)などが含まれているので下記の例をチェックしておこう。

■サービスや権利など実態のないものの例

・情報商材
・お店の予約や引っ越し作業の代行
・宿題や自由研究、論文など、本来自らが行うべき行為の他者による代行・代筆(完成品を含む)
・ヒーリングやお祓いなど、行為自体に価値があるもの
・自宅や別荘などの貸し出し
・SNSなどインターネットサービスを利用するためのアカウント(ID)
・会員特典など、利用に本人確認が必要なサービスの使用権利(会員権を含む)
・ホテル等宿泊施設の使用権利
・その他、事務局が不適切と判断したもの
※メルカリガイドより抜粋

Airbnb(エアビーアンドビー)のように、家を貸し出すネットサービスもあるが、メルカリでは実態のない出品扱いとなる(写真はイメージです)

【5】福袋

毎年、正月になると売り出される人気の「福袋」。何が入っているか分からないワクワク感が楽しめるが、メルカリでは内容が分からないものや届く商品が特定できないものは、トラブルになる可能性があるため出品禁止となっている。

もちろん、正月に買った福袋を開けずにそのまま「福袋」として出品するのは禁止だが、福袋のなかでいらない商品があった場合は、それを個別に出品すれば問題ない。

(Image:Ned Snowman / Shutterstock.com)

中身が見えない福袋をそのまま出品するのは違反行為となる。出品するときは、袋から出して個別に出品すればいい

まとめ

いかがだろうか。新型コロナウイルス関連の商品など、意外と知らなかった出品禁止商品があるのではないだろうか? 禁止となっている商品を出品してしまうと、メルカリ側で商品を削除したり、アカウントを停止されることもある。

何度も繰り返すと、最悪の場合はアカウント削除という厳しい措置を取られてしまうこともあるので、出品前にしっかりメルカリガイドなどでルールを確認しよう。

また、メルカリの出品禁止商品についてはほかにもたくさんあるので、こちらの記事もあわせて確認してみてほしい。

※サムネイル画像(一部編集部で加工しています)

オトナライフ編集部
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