史上最速の梅雨明け宣言、それに続く連日の猛暑にダメージを受けているのは、われわれ人類だけではないようだ。「Nintendo Switch」が高温下でスリープモードになる場合もある、という任天堂の投稿した使用環境に警鐘を鳴らすツイートが話題となっている。
今回は、Nintendo Switchの高温下での使用に関してお伝えしていきたい。
任天堂、「Nintendo Switchの高温化に警鐘」ツイートが話題
夏本番を迎えますます気温が上昇していく中、35°C以下でのSwitch使用を推奨する任天堂のツイートは大反響を呼んでいる
任天堂の公式アカウントである任天堂サポート(@nintendo_cs)は7月11日、「Nintendo Switchの使用方法」についてツイート。「気温が高い場所でNintendo Switchを使用すると、本体の温度が高くなる場合があります。5〜35°Cの場所で使用してください」と注意喚起を行ったことで、話題を呼んでいる。
さらに「本体温度が高くなりすぎると、本体を保護するため自動的にスリープする場合があります」とも警告。本体の吸気口や排気口に異物やほこりが付着している場合は、掃除機などで取り除くことも、高温化を防ぐ対策として有効だと解説。吸気口や排気口の周りには10cm以上の隙間を開けて風通しをよくすることを推奨している。
とくに話題騒然なのが、その35°C以下という推奨温度だ。「そのようなことを言われても、うちは35°C余裕で越えます」「ほぼ人間ですね…」などのコメントが寄せられ、どう対策すべきか悩むユーザーが多い様子がうかがえた。
今回の注意喚起のツイートを見て真っ先に思い浮かべるのは、スマホの「高温注意」のアラートではないだろうか。iPhoneの場合、緊急通報以外の機能が利用できなくなり、 Androidスマホでも一部機能が制限される、あの状況だ。
Switchといえば、移動中や外出先など場所を選ばずにプレイできる本体も人気の要因の一つだろう。しかし、毎回クーラーの効いた涼しい部屋でプレイできるとも限らない。人間にとっても不快な蒸し暑い小部屋などでプレイする際には、人間の熱中症に注意するのは当然のこと、Switch本体の温度についても注意していただきたい。万が一、ネットゲームの対戦中にスリープモードになってしまったら、プレイヤーにとっても相手にとっても嬉しくない事態と言えるだろう。
任天堂はさらに、「TVモードで遊ぶ際にも、熱がこもらない場所にNintendo Switchドッグを設置」するようにとも警鐘を鳴らしている。
プレイヤーはヒートアップしても本体はヒートアップさせないように、今回の任天堂の注意喚起のツイートを参考にしてみてはいかがだろうか。
●気温が高い場所でNintendo Switchを使用すると、本体の温度が高くなる場合があります。5〜35℃の場所で使用してください【任天堂サポート(@nintendo_cs)】
●Q&A(よくあるご質問)【Switch】本体が熱くなります。故障でしょうか?【任天堂】
※サムネイル画像(Image:skvalval / Shutterstock.com)