もし、スマートフォンやパソコンが突然故障してしまったら?生活や仕事の上で困ってしまうのは勿論のことなのだが、次の瞬間には「修理にしろ、買い替えるにしろ、一体いくらになるんだ…」と考えてしまう人も少なくないだろう。スマホやパソコンをできるだけ長く使い続ける為に、この夏気をつけたいのが”熱中症”だ。
どのようなことに気をつければ防ぐことができるのか、万が一なってしまった場合はどうすべきか、考えていきたい。
スマホ・パソコンの“熱中症の防ぎ方とは
人だけでなく、スマホやパソコンにも“熱中症”と呼べるものがある。端末の急激な温度上昇などだ。夏場には、このような熱による電子機器トラブルが急増するのに加え、猛暑という気候に伴い水没のトラブルもかなり増える。しかし、そのほとんどが事前の対策で防ぐことができることをご存じだろうか?日本PCサービスの紹介する対策をご紹介していこう。
まず、「直射日光を避けた位置で使用すること」(機器が高温になることを避ける為)、「飲み物を近くに置かないこと」(水没の危険性がある為)の2点に気をつけてみてほしい。
「そんな当たり前のことを?」と思われてしまうかもしれないが、当たり前のことを怠って命取りになるのが猛暑の怖い所である。また、直射日光に気をつけるだけでなく、室温の高さにも注意してほしい。例えば車のダッシュボードなどにスマホを放置してしまった場合、端末が変形したり、最悪の場合発火の恐れまである。
次に、PC本体で気をつけておくべきこととして日本PCサービスは「ファンや通気口の掃除ができているか」「バックアップを事前に取っておく」などを挙げている。ファンや通気口を掃除する習慣をつけることで、パソコン内部にホコリが溜まり空気の流れが悪くなって熱がこもることを防ぐ効果がある。またバックアップもいざという時、未来の自分を救うことにつながるだろう。それでももし異常が発生した際には、「すぐに使用を止め、専門業者や相談窓口へ連絡」することを推奨している。
加えて、「ポケットにスマホを入れておくと、汗で水没してしまうことがある」「熱を持ったスマホを保冷剤で冷やすのは、端末内部で結露が発生することがある」といった水没にまつわる意外な落とし穴も紹介されている。
水没したことがあるとみなされると故障時に「修理不可」とされてしまう可能性もあるといい、そうならないためにも市販されているスマホ用冷却グッズなどを活用するよう呼び掛けている。
しかし、どんなに注意をしていても故障はどこからともなく訪れるのである。スマホやパソコンを故障してから「どこに相談すればいいんだ!?」と焦ってしまわないよう、修理業者や相談窓口を事前にリストアップしておくといいかもしれない。
人によっては、「スマホやパソコンが壊れたから検索もできない…」という事態に陥ることもある。リストアップが面倒な人は、助けてくれる友人の住所や電話番号を覚えることも対策の一つとして参考にしてほしい。友人のいない筆者は行きつけのネットカフェを作ろうと思う。
出典元:日本PCサービス株式会社は→こちら
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