人気のフリマアプリ「メルカリ」では商品が売れたあと、購入者が「良かった」か「残念だった」のいずれかの評価をします。しかし、たまに商品や対応に問題がなかったはずなのに、なぜかコメントなしで「残念だった」と評価されてしまう場合もあります。そのようときは「残念だった」評価を取り消してもらいたいことでしょう。でも、メルカリで評価を変更したり削除することは可能なのでしょうか?
メルカリの評価は原則、変更や削除はできない!
「メルカリ」では商品が届いたあとに、購入者が出品者を「良かった」か「残念だった」のどちらかで評価します。
もちろん、商品が壊れていた、商品説明にない傷や汚れがあったなど、明らかに自分に非があって「残念だった」と評価されたなら仕方ありません。
しかし、購入者とのやり取りや商品にまったく問題がなかったのに、なぜかコメントもなく理由が分からないまま「残念だった」評価を付けられてしまった場合は、かなりショックですよね。
この評価は、今後の取引にも関わってくるので、できれば、「残念だった」という評価は削除したいところです。
ところが、メルカリでは一度付けられた評価は、基本的に変更や削除ができない仕組みになっています。こちらに落ち度がないのに「残念だった」と評価されたときは、どのように対処すればいいのでしょうか?
メルカリ事務局に評価の取り消しを依頼してみる
メルカリガイドでは「一度行った評価の変更や削除はできません」と明記されています。
確かに、評価を簡単に変えられるのであれば、評価システムの信ぴょう性が問われるので、これはやむを得ないことでしょう。
●メルカリ「評価を変更したい・取り消したい」は→こちら
しかし、落札者側が何もコメントしておらず本当にうっかり評価を間違えただけだった場合は、メルカリ公式サイトの「お問い合わせ」から、ダメ元で評価の取り消しを依頼してみましょう。
ただし、出品者側から依頼するときは少なくとも落札者の同意がないと、メルカリ事務局側に受け入れてもらえる可能性は低いでしょう。
まず落札者に問い合わせをして単なる間違いだと確認できれば、落札者側から評価の取り消しをしてもらうようにお願いするほうがベターです。
もちろん、最終的にはメルカリ事務局が判断することですので、実際に評価が取り消されるかどうかは、問い合わせて見ないと分かりません。
なお、メルカリでは取引終了後から2週間は落札者とメッセージのやり取りが可能となっています。
間違って「残念だった」評価がついたことをプロフィールに書いておく
落札者が「残念だった」評価の理由も書かず原因が分からないまま、その後連絡も取れないとなると、その評価はずっと残ってしまいます。
どう考えても出品者側に落ち度がない場合は、プロフィールに「残念だった」評価について「単なる相手の評価ミスです」と書いておくのも手です。
ただし、落札者を批判したり、誹謗中傷すると出品者側の印象が悪くなりますので、プロフィールの書き方には細心の注意が必要になります。詳しくはこちらを参考にしてください。
また、商品に問題がなかった場合でも、よく考えてみれば「発送が遅れてしまった」「メッセージに気付かず返事ができていなかった」など、自分のほうにも落ち度があった可能性はあります。
もし、思い当たる部分があれば、プロフィールにそのことを正直に書き、今後は気をつけるという旨を追記するほうが、印象が良くなるかもしれませんね。
まとめ
いかがでしょうか? メルカリでは購入時に評価を参考にする人も多いので、ずっと「良かった」評価しかなかったのに、いきなり相手のミスで「残念だった」と評価されては堪りませんよね。
でも、そのようなときは一旦冷静になってから落札者にメッセージを送り、なぜ「残念だった」という評価をしたのか問い合わせてみましょう。もしかすると、意外な理由が分かるかもしれません。