メルカリにログインできず困ったことはないでしょうか?
たとえば電話番号を変更したことによりSMSで認証番号が受け取れず、メルカリにログインできなくなってしまう場合があります。売上がアカウントに残ったままログインできなくなると、振込申請もできず売上金が失効するおそれがあります。
特に「メールアドレスや電話番号が他のアカウントに登録済み」「SMSで認証番号が届かない」といった場合、残念ながらどうしてもログインできずに売上やポイントが失効してしまう方もいます。
今回はメルカリにログインできない場合の7つの主な原因とその対処法を解説します。あわせて売上失効時の問い合わせ方法も記事の後半で解説します。
メルカリにログインできない主な原因と対処法
メルカリにログインできない場合、メールアドレスや電話番号、パスワードを正確に入力しているつもりでも間違えていることが最も多い原因となっています。落ち着いてもう1度入力してみましょう。
また、利用しているメールアドレスや電話番号が他のアカウントに登録済みというエラーが出た場合、問い合わせが必要となり、対応に時間がかかることもあるので注意しましょう。
メールアドレス、電話番号に間違いがある
メルカリのログインでメールアドレスや電話番号を使用している場合は、入力ミスがあるとログインできません。
ちなみに最近メールアドレスを変更したという方は「過去に利用していたメールアドレス」でメルカリに登録しているかもしれません。以前のメールアドレスでもログインを試してみてください。
パスワードに間違いがある
ログインするためには正しいパスワードの入力が必要です。入力内容にミスがあるとログインできません。
メールアドレス・電話番号が他のアカウントに登録されている
ログイン時に使用するメールアドレスや電話番号が、他のメルカリアカウントですでに利用されている場合は、エラー画面が出てログインできません。
Google・Facebook・Apple・dアカウントによるソーシャルログインを試していない
メルカリでは、Google・Facebook・Apple・dアカウントのアカウントで、「ソーシャルログイン」ができます。これらのアカウントで登録した可能性がある場合、ソーシャルログインを試してみてください。
今回は一例としてGoogleアカウントでログインする方法を紹介します。
ただし、メルカリ登録時にFacebookなど他の方法で認証した場合は、Googleアカウントではログインできません。登録時に使用したものと同じSNSの同じアカウントで、ログインするようにしましょう。
SMSが届かず電話番号認証ができない
メルカリでは不正なアクセスを防止するため、ログイン時に認証番号の入力を求められることがあります。しかし、なんらかの理由でSMSが届かない場合は認証ができません。
迷惑SMSが頻繁に届くからと携帯会社キャリアの設定でSMSを「受信しない」設定にしていないでしょうか?SMSが届かない場合、SMSを「受信しない」設定になっているのが主な原因なので、設定を見直してみてください。
・DoCoMoの場合:「My docomo」から設定変更
・SoftBankの場合:「My SoftBank」から設定変更
・auの場合:指定された電話番号にメッセージを送ることで、SMSブロックを利用しているか確認および解除可能
それでもSMSで認証できない場合は、下記の手順で電話での認証を行いましょう。
VPN経由でインターネットに接続している
VPNを利用することで、海外からのアクセスでも「日本にいるかのように日本の回線を利用する」ことが可能です。
VPN経由で海外からインターネットを使用している場合、メルカリの規制の対象となり、ログインできないケースがあります。よくあるケースは「VPN経由で海外在住の出品者が日本のインターネットにアクセスし、メルカリの取引を行う」もの。
メルカリでは海外からの利用を禁止しているため、この場合はログインできなくても「諦める」しかありません。日本のメルカリは日本国内で利用しましょう。
メールアドレス・電話番号が一時的に制限されている
ログインを何度も試みて失敗すると、アカウント保護のためにログインが制限されます。この場合、正しいメールアドレスやパスワードなどを入力しても、しばらくの間はログインできなくなります。3日〜4日ほど時間を空けてから、もう一度ログインを試してみましょう。
その他 | アカウントの利用制限にも注意
メルカリでは近年、出品物の内容によって突如利用者に「利用制限」が課されることも増えています。
特に注意が必要なのが「腕時計」など高級な商品です。正規品と確証のない出品に対するメルカリ側のチェックは年々厳しくなっており、中にはシリアルナンバーなどを掲載していてもアカウントがBANされてしまうケースも。
メルカリの利用制限に当たる行為や解除方法についての詳細は、こちらの記事で詳しく解説しています。
その他 | 「本人確認」も済ませておこう
高額商品やブランド品の出品などにまったく身に覚えがない場合は、「本人確認」を完了していないことが原因で制限の対象になるケースもあります。突然の利用制限を防ぐためにも、本人確認を完了していない場合は済ませておきましょう。
運転免許証やマイナンバーカードを持っている場合、「アプリでかんたん本人確認」を利用して、アプリを通したオンライン手続きのみで本人確認することができます。
メルカリにどうしてもログインできない時の対処法
前述した方法をすべて試してもメルカリにログインできない場合は、下記3つの対処法を試してみてください。
・パスワードリセットを試みる
・メルカリに障害が発生していないか確認する
・メルカリ事務局に問い合わせる
パスワードリセットを試みる
ログインできない代表的な原因は、記事の前半でも紹介した通りパスワードの間違いです。正しいパスワードを入れたつもりでもログインできないときは、パスワードをリセットしてみましょう。パスワードリセットは下記の手順で可能です。
メルカリに障害が発生していないか確認する
メルカリに障害が発生しているかどうかは、メルカリ公式ホームページの「お知らせ」の「ニュース」を確認しましょう。Twitterの「メルカリ公式アカウント」でもチェックが可能です。
障害が原因でメルカリにログインできない場合は、しばらく時間をおいて数時間後にまたログインを試してみるか、メルカリからの復旧情報を確認してからログインしてみてください。
なおメルカリにアクセスできない原因と対処法は、こちらの記事で詳しく解説しています。
メルカリ事務局に問い合わせる | マイナンバーカードや免許証を用意しておこう
メルカリにログインできない場合でも、慌てて新規登録を行わないようにしてください。新たなアカウントの登録を行うと、元のアカウントでログインできなくなるケースがあるためです。ログインを何度も試した場合は一時的にアカウントが制限されるため、3日〜4日空けてから改めてログインしてみましょう。
それでもログインできない場合は、下記の手順でメルカリ事務局に問い合わせを行い、個別に対応してもらう必要があります。
「会員登録・ログイン」について初めて問い合わせする場合は、本人確認書類の画像が必要になります。本人確認書類の種類については「運転免許証」または「健康保険証」が推奨されており、表面・裏面の撮影が必須となっています。
本人確認に使用可能な書類は以下の通りです。
・運転免許証
・各種健康保険証・共済組合会員証(カード型・紙型健康保険証)
・住民基本台帳カード ※顔写真付きのものに限る
・各種年金手帳(厚生年金、国民年金、共済年金など)
・印鑑登録証明書 ※発行から6ヶ月以内のものに限る
・在留カード
・特別永住者証明書
・マイナンバーカード
・障害者手帳(カード型・紙型)
特に学生の方の場合、運転免許証もマイナンバーカードもないというケースがあるでしょうが、パスポートや学生証は本人確認書類として利用できません。
そのため健康保険証か年金手帳を利用することが考えられますが、これらは保護者が管理している場合も多いでしょう。保護者に事情を話して利用させてもらいましょう。
アカウントにログインできず「売上が失効した」場合はどうすればいい?
メルカリでアカウントに出金していない多額の売上があるケースもあるでしょう。メルカリでは売上に計上されてから180日以内に振込申請をしなくてはいけません。メルカリに振込申請口座を登録していない場合は、売上金が失効してしまうので注意が必要です。
過去、メルカリでは売上金を残したままアカウントに利用制限がかかり、ログインできずに売上金が失効してしまうトラブルも発生しています。しかしその後、個別の問い合わせにより売上金は返還された事例も。
売上金が失効してしまった場合でも、あきらめずに「いつからログインができないか」「メルカリ上での不正行為などは一切行っていないこと」などを伝えたうえで、本人確認書類を添えて問い合わせしてみてください。
まとめ
今回はメルカリにログインできない原因とその対処法を解説しました。売上やポイントの失効が迫っているなかログインできないと焦ってしまうと思いますが、一つひとつ原因を確認してみてください。特にSMSが届かない場合は、メルカリの設定ではなくスマホ端末の設定や携帯キャリアでの設定の問題であることが多いので、見落としがちです。
また、思い当たる節がない利用制限や、ログインできずに売上失効してしまった場合でも、違反行為などがなければ救済措置がある場合がほとんどなので、あきらめずに個別に問い合わせしてみましょう。