新しい出会いの場として、社会に定着しているマッチングアプリ。みんなは使ったことあるだろうか。「マッチングアプリで出会って、結婚しました!」という話も聞いたことがあるが、一方で「実際に会ってみたら写真と顔がまったく違った」なんて話も耳にする。
実際、利用者の中でどれくらいの人がプロフィールを偽っているのだろうか。また、プロフィールのどの項目で偽っているのだろうか。今回はそのような大変興味深いテーマに関する調査結果をご紹介。
プロフィールを偽る人は…なんと5割超え!
株式会社イノセントが運営する「結婚相談所イノセント」は2022年10月、マッチングアプリのプロフィールに関するアンケート調査を実施した。対象となったのは、マッチングアプリを利用する20~40代の男女500人だ。
まず、マッチングアプリを利用している人の中で、どれくらいの人がプロフィールを偽っているのかを調査した結果から見ていこう。なんと、男性の56.8%、女性の63.6%が「事実を偽る」と回答した。この結果に筆者は驚きを隠せずにいる。プロフィールを偽る人がいるのは知っているが、全体の4割程度だと思っていたからだ。「事実をすべてさらけ出すことに抵抗を感じるのであれば、公表しなければいいのでは?隠すという選択肢はないのか?」と考えてしまう筆者だが、きっとそんな甘い考えではマッチングなんてできないのだろう。
男女別!どの項目を偽っている?
では、プロフィールを偽っている人はどの項目で嘘を書いているのだろうか。これは男女別に結果が出ているのでそれぞれチェックしていこう。
男性偽っている項目で一番回答数が多かったのが「身長」。その割合は25.6%で、今回の調査では平均して4.9cm高く偽っているということが判明している。
そして次に多かったのが「年収」で23.6%。こちらは平均して218万円ほど高い年収でプロフィールを登録しているそう。実際、男性の収入を気にする女性は多いと思うが、200万円以上高く偽るとはなかなかだ。
では、女性はどうなのだろう。女性が偽る項目として一番多かったのは、お察しの通り「外見」、つまり写真だ。その割合はなんと30.4%と群を抜いて高い結果となっている。写真を加工する人が多いようで、5割以上の女性が顔を変えているそう。
また、「年収」と回答した人も18.0%と比較的多い結果になった。
実際に会ったときにプロフィールと違うと「嘘つくタイプの人なんだ…」と思ってしまいそうなのは筆者だけだろうか。やはり、出会うことが重要な目的である利用者たちは1人でも多くの人とマッチングするためにプロフィールを偽っているのかもしれない。
出典元:マッチングアプリの利用者は半分以上プロフィールを偽っている!?【株式会社イノセント】