落下時の画面割れなどからスマホを守ってくれる保護フィルム。「1枚しかないから失敗できない…!」と意気込んだにもかかわらず、気泡が入って苦労したことがある人も多いのでは? そのような保護フィルム、実はちょっとしたひと手間で、自分でも綺麗に貼れる裏技があるよう。実際に、ホコリや気泡を入れないように貼るコツをみていきましょう。
どうにかしたい! 気泡が入ったときはどうすれば?
実は、指やカードなどで簡単に気泡は追い出せるようです。やり方はいたってシンプル。スマホの画面中央から端に向かって、指で気泡を押し出します。ある程度の力が必要なので、強めにゆっくり追い出すことがポイント。徐々に端まで移動させることで、気泡は消失します。カードを使って押し出すと、指より力が加わるのでオススメ。しかし、フィルムを傷つける可能性があるので、力加減に気をつけましょう。
自然と消える「ガラスフィルム」を使うのもオススメ
保護フィルムにもいくつか種類があるのですが、貼り付けるのに自信がない人はガラスフィルムがオススメ。ガラスフィルムの表面には小さな穴があいていて、その穴から空気が抜けていく仕組みになっています。そのため、時間が経つにつれて徐々に空気が抜けていき、自然と気泡が消えるというわけです。
大体2〜3日で消えることがほとんど。とはいえ、気泡が入った状態の画面は気になりますよね。数日の辛抱ではありますが、気になる人は前述の指で気泡を押し出す方法を試してみてください。
そもそも、なぜ、気泡が生じる?
そもそも、どうして保護フィルムを貼るときに気泡が発生するのでしょうか。気泡が生じる原因は主に2つあると言います。
気泡が生じるのはホコリやゴミ、空気が入り込むのが原因
まず、気泡が生じる可能性として一番、高いのは空気が入り込むこと。フィルムを貼り付ける際、画面全体にしっかりくっついていないと、空気が入ってしまうことが多いようです。空気の場合は、前述のような方法で抜けることがほとんど。
続いて厄介なのが、ホコリが起因で気泡が生じることです。画面に小さなホコリやゴミがついたまま貼り付けてしまうと、気泡ができてしまいます。空気による気泡と違って、フィルムにホコリが入り込んでしまうと、気泡は中々抜けません。もう一度貼り直すか、フィルムを買い直す必要が出てきます。
保護フィルムを貼るときの事前準備がカギ
保護フィルムを貼るときは、周りの環境を整えることが大切です。まずは、手洗いをしましょう。保護フィルムはホコリや指紋などが付着しやすいので、自分自身も清潔である必要があります。粘着面を手指で触ってしまう行為はもってのほか。
そして作業するときは、エアコンや扇風機が当たる場所を避けましょう。風が直接当たる場所での作業は、フィルムにホコリや空気が入り込む原因に。また、服の繊維がフィルムに付着する可能性もあるので、袖をまくっておくと、よりリスク軽減につながります。
最後に、スマホの液晶画面についているホコリや指紋を奇麗にしておきましょう。最初に、クリーニングクロスで優しくホコリを拭き取ります。その後テープなどを使って、残ったホコリを取り除いたら事前準備完了です。
難しいと思われがちな保護フィルムの貼り付けですが、正しく対処することで簡単に貼り付けることができます。家電量販店などの「保護フィルム貼り付けサービス」を利用するのも手ですが、有料なのが難点。失敗してもコツさえ掴めばやり直せるので、ぜひ自分でトライしてみてください。