Amazonの商品ページでURLをコピーして他の場所にペーストすると、非常に長くなっていて扱いに困ることがある。そんなときは必要最低限の部分を残して他を削除するか、URLを短縮してくれるサービスを利用しよう。
URLには多くの情報が盛り込まれている
(Image:Sirirat / Shutterstock.com)
Amazonの商品をSNSやメールなどで紹介する際、商品ページのURLをコピー&ペーストすると、あまりにも長くて驚いたことはないだろうか。長すぎて1行に収まらないどころか、文字数制限が心配になるほどのレベルだ。しかし、この長いURLは、ちょっとした手間だけで、扱いやすい長さに短縮することが可能なのだ。
実際の短縮作業を紹介する前に、Amazonの商品ページのURLの構成要素について考えてみよう。まずは商品そのものを特定する部分だが、これには「ASIN」という10桁の英数字が使われている。書籍の場合は「ISBN」と共通だ。また、商品にサイズやカラーなどのバリエーションがある場合には、選択したものがパラメータとしてURLに追加されていることもある。中には、URLに日本語の商品名を含んでいることがあり、これをコピー&ペーストすると文字コードが変換されて、異常なほどの長さの原因となっている。価格.comのような比較サイトやアフィリエイト、検索結果などから商品ページを開いた場合には、リンク元の情報がURLに組み込まれているため、それもまた長くなる一因だ。
実は、単純に商品のページを表示したいだけなら、必要なのはURLの中のごく一部分のみだ。具体的には、AmazonのトップページのURLである「https://www.amazon.co.jp」に続けて「dp」と「ASIN」を「/」でつなぎ、「https://www.amazon.co.jp/dp/ABCDE12345/」のような形式にすれば、目的の商品ページを表示できる。つまり、他の部分は削除してしまってかまわないのだ。もしも、各種の情報を含んだままでURLを短くしたいのなら、「bitly」のサービスを使って短縮するのがいいだろう。短縮後のURLは「https://amzn.to/~」という形式になるので、Amazonへのリンクだということもわかりやくなっている。
アフィリエイトなどのリンクからAmazonの商品ページを表示すると、URLにはその情報が含まれているので非常に長いものとなり、そのままSNSやメールなどにコピー&ペーストすると見苦しくなってしまう
単純に商品ページを表示したいだけなら、「https://www.amazon.co.jp/dp/(ASIN番号)/」の部分だけを残して、それ以外は手動で削除してしまうのが簡単だ
URLが短縮されたら「Copy」をクリックし、SNSやメールなどの使いたい場所でペーストしよう
ここで紹介した方法は1件1件の手作業になるが、他にもGoogle Chromeを使っているなら「bitly」の機能拡張を利用したり、あるいはブックマークレットを使う方法がある。頻度が高い場合や一度に多量のURLを連続処理したいときには、そちらも検討してみるといいだろう。