2020東京オリンピック チケット値段(価格)ランキングベスト10発表!

日本中が盛り上がった2020東京オリンピックのチケット抽選。なかには一人で複数のチケットが当選し、100万円も支払うことになった人もいたようだが、そもそもオリンピックのチケットっていくらなんだろうか? 一番高いチケットは? 逆に一番安いチケットはいくら? ここでは気になるオリンピック チケットの価格ランキングを発表しよう。やっぱりアレが一番高かった!

やっぱり1位は開会式の30万円だった!

(Image:Petr Toman / Shutterstock.com)

 2020東京オリンピックの観戦チケットの抽選が2019年6月20日行われた。複数当たった人もいれば、まったく当たらなかった人もいるだろう。それにして、オリンピックチケットって、いくらぐらいするものだろう? 一番高いのは? 一番安いのは? チケットを購入しない人でも気になるところだ。
 2020東京オリンピックは全33競技339種目もあり、780万枚もの観戦チケットが販売される予定になっている。そのうち半数は8,000円以下と、手ごろな価格になっているので意外と買いやすいと感じるかもしれない。もちろん、日本人のメダルが期待される競技の価格は高く、予選より決勝の方が高額に設定されているのだが、いったいどの競技がもっとも高いのだろうか?
 まず、2020東京オリンピック チケットの最高額は「開会式」の30万円、そして第2位は「閉会式」の22万円である。競技でのトップは陸上男子100メートル決勝のある日の「陸上」で13万円。世界的に人気がある「競泳」と「バスケットボール(5人製)」は共に10万8,000円と高額だ。それに次ぐのは「体操」の7万2,000円、「野球」と「サッカー」は6万7,500円となっている。なお、「柔道」が5万4,000円もするのは、メダルの大量獲得が見込める日本ならではの価格設定といえるだろう。

(Image:StockphotoVideo / Shutterstock.com)

オリンピックチケットとしては開会式の30万円がもっとも高額だが、競技では「陸上男子100メートル決勝」がある「陸上」の13万円が第1位である。(写真はイメージです)

(Image:A.RICARDO / Shutterstock.com)

競技でもっとも安いのはマラソン(新国立競技場)、サッカー、ラグビー、ソフトボール、ホッケー、重量挙げ、射撃、近代五種の予選などで、値段(価格)は2,500円だ。(写真はイメージです)

実は無料で観られる競技もあるって知ってた?

 逆に一番安いチケットは「東京2020みんなで応援チケット」の2,020円である。これは、子供(12歳以下)、高齢者(60歳以上)、障害者のいずれかを含む2~10人の家族やグループ向けの特別なチケットで、1人でも該当者がいれば全員が2,020円になるというもの。また、「車いすユーザーチケット/同伴者チケット」も2,020円で、車いすユーザーと同伴者1名が2,020円になる。いずれも対象競技は開・閉会式と予選を中心にした全競技セッションとなるが、すでに2019年5月29日に抽選申し込みは終了している。
 競技としてはマラソン(新国立競技場)、サッカー、ラグビー、ソフトボール、ホッケー、重量挙げ、射撃、近代五種の予選などが2,500円で最安値となるが、実は「競歩」に関してはチケットの販売がなく実質無料となっている。もちろん「マラソン」は沿道から無料で観戦できるし、「水泳(マラソンスイミング)」「トライアスロン」「自転車」「カヌー」などはチケットがなくても、競技会場付近から無料で観戦することができる。

●東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 公式サイトは→こちら

※サムネイル画像(Image:Pakpoom Phummee / Shutterstock.com)

文=中川久/フリーライター

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