外出時の必需品となっている人も少なくないであろう「モバイルバッテリー」だが、使い終わったあとの正しい処分方法をご存じの方はどれくらいいるだろうか。モバイルバッテリーをはじめとしたコンピューター機器を製造するエレコム株式会社が、2023年1月20日から23日まで、公式Twitterにてモバイルバッテリーの回収方法に関するアンケートを行った。回答者は6,314名となった。
約6割、使い終わったモバイルバッテリー「わからず家に放置」
Twitterの投票機能を使い行なったアンケート調査によると、もっとも多かったのは「わからず家に放置」で59%の人が回答した。バッテリーは使い続けるうちに、どうしても劣化してしまうもの。充電に時間がかかったり、容量が減りやすくなったと感じたら、早めの交換をすることが大切で、無理に使い続けると発火などの事故につながる可能性がある。
わからず放置しているのであれば、まだマシだ。前述のようにモバイルバッテリーには発火の可能性があるため、ほとんどの自治体では「燃えないゴミ」として捨てることができない。「わからないからゴミとして捨てています」「知っていてゴミに捨ててます」と答えた人は、火災の恐れがあることを認識して、ルールを必ず守るようにしてほしい。
モバイルバッテリーの適切な処分方法とは?
流通しているモバイルバッテリーは、リチウムイオン電池を使っているものがほとんどだ。しかし製造時期により、まれに、ニッケル水素電池など違う種類の充電池である場合もある。捨てる際は、電池に記載されているリサイクルマークを確認をしよう。
モバイルバッテリーに使われているリチウムイオン電池は、リサイクルが可能である。住んでいる自治体に処分方法を問い合わせるという方法もあるが、より簡単な処分方法を選ぶなら、家電量販店やホームセンターなどに設置されているリサイクルBOXに持ち込むことが1番だろう。スマートフォンを販売する携帯ショップでも回収してもらえる場合があるので確認してみるのも手だ。
もし、バッテリーが膨らんでしまっている場合は、回収を受け付けていない家電量販店もある。よって調べてから行くのがベストだろう。
アンケートを実施したTwitterのリプライには、家電量販店で働く人から「お持ち込みのお客様結構いらっしゃいます」という受け取る側の声や、「イオンの家電売り場のカウンターに、おそるおそる持っていったら快く回収していただけました」と身近な場所で処分できたという声があった。
出典元:【エレコム株式会社/PR TIMES】
出典元:モバイルバッテリーの正しい処分方法【エレコム】
※サムネイル画像は(Image:「Amazon」公式サイトより引用)