日本のスマホゲーム海外収益ランク3年連続1位「ポケモンGO」5.7億ドル突破!

ゲーム業界において、急速に勢いを増しているのがモバイルゲーム市場だろう。スマートフォン上で手軽にプレイできるほか、ゲーム内ポイントを使用して回す「ガチャ」は、目当てのキャラクターやグッズを手に入れるかといった運試し要素から、たびたびSNSなどで話題に上がっている。

モバイルゲーム市場のなかでも、日本のゲームは海外からも人気を集めるものも多いといわれている。そこで今回は、2022年に人気を集めた日本のモバイルゲームについてランキング形式で紹介する。気になるゲームがあれば、ぜひプレイしてみてほしい。

1位は3年連続で「Pokémon GO」! まだまだ人気は衰えない

ポケモンは、2022年にニンテンドースイッチで新作が発売された(「Sensor Tower」調べ)

アメリカの調査会社「Sensor Tower」が発表した「2022年海外市場における日本のモバイルIPゲームインサイト」レポートの結果から、海外で人気のある日本のモバイルゲームを見ていこう。

1位は「Pokémon GO」。2016年7月にリリースされて以来、多くの人がプレイしてきたアプリゲームである。ゲームの主な内容は、位置情報を利用し、現実世界を歩きながら、スマートフォン上に表示されている「ポケモン」を捕まえるといったものだ。もともと、ポケモンのゲームをプレイしていたユーザーからは、実際にポケモンを捕まえられる点が好評だといわれている。さらに、捕獲したポケモンは育成し、他プレイヤーとポケモンバトルができるといった没入感の高さも人気の理由だろう。ポケモンはもともと、世界中から人気を集めたゲームタイトルであるため、1位という順位は納得だ。

調査によると、「2022年1月~11月の海外における日本のモバイルIPゲーム収益ランキングトップ100」の中で、ポケモンのモバイルゲームは5.7億ドルの収益を突破していることが判明。さらには、ポケモンのモバイルゲームが日本のモバイルIPゲームの海外総収益の内23%を占めていることも明らかとなった。ポケモンの人気が続く限り、Pokémon GOのシェア率も安定しているといえるかもしれない。

人気漫画作品「ドラゴンボール」のゲームは全世界のダウンロード数が1800万回を突破!

海外の人に好きなマンガ作品を聞くと、よく「ドラゴンボール」と答えている印象がある(「Sensor Tower」調べ)

2022年のランキングを見ると、2位に「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」、3位に「ドラゴンボール レジェンズ」と人気漫画作品「ドラゴンボール」のモバイルゲームがランクインしていることがわかった。調査によると、2022年11月時点で、ドラゴンボールIPモバイルゲームのゲーム内課金額が51.4億ドルを突破したことが明らかになり、さらに、そのうちの50%が海外市場によるものであることがわかった。また、11月の時点でドラゴンボール レジェンズの全世界でのダウンロード数が1800万回を突破しており、その内の95%が海外からのダウンロードであったといわれている。

ドラゴンボールのモバイルゲームの魅力は、豊富なキャラクターと戦闘システム、ストーリーなどが考えられる。ゲームでは戦闘中に必殺技を叫ぶ声が流れ、あの有名な「かめはめ波」をはじめとした多種多様なボイスでプレイヤーを楽しませてくれる。キャラクターを手に入れるためにはガチャを引く必要があるため、お目当てのキャラクターが当たるかどうかのドキドキ感を味わえるのも、人気の理由の一つなのかもしれない。

そのほか、4位は「Fate/Grand Order」、6位は「ウマ娘 プリティーダービー」と、日本でもよく耳にするゲームタイトルがランクインしていた。おもしろいゲームは万国共通で人気を集めるといえるのかもしれない。

出典元:【Sensor Tower

※サムネイル画像は(Image:​「ポケモン GO」公式サイトより引用)

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