いろいろなことがスマホに集約されているような気がするが、ビジネスシーンにおいては「紙媒体」である手帳を利用している人も多いのではないだろうか。「はたらく人の手帳と紛失に関する実態調査」を実施した結果、手帳を利用している人の85.2%もの人が手帳をなくしたくないと、重要度が高いことがわかった。その理由は、スケジュール管理や取引先の人の情報など、仕事をする上での重要な情報がつまっているからのようだ。
はたらく人の87.6%が手帳を利用 うち6割以上が仕事関連の情報も記載
あなたは仕事の情報やスケジュールをどのような媒体で管理しているだろうか。スマホなのか、紙媒体の手帳か、すべて頭にインプットだろうか。「なくすを、なくす」をコンセプトにしたMAMORIO(株)が、「はたらく人の手帳と紛失に関する実態調査」を、20代~60代の全国の男女500人に実施した。その結果、働く人の87.6%が「手帳を利用している」と回答し、利用者の63.2%が「仕事関連の情報も手帳に記載している」と回答している。プライベートなことだけではなく、仕事に関する内容やスケジュールも合わせて記載していることがわかった。また、使用頻度については「毎日」との答えが最多で43.7%となっており、生活になくてはならない人が多いようだ。
紙の手帳の利用者は68% 手帳紛失経験者は47.8%と結構多い!?
また、手帳の種類を聞いたところ「紙ベースの手帳」が68%で、手帳アプリの利用者は全体の24.8%にとどまっていた。実に、10人中7人が紙媒体の手帳を利用しているということになる。これだけスマホにいろいろな機能が集約している近年だが、外出先でパソコンを開いて情報を入力するとなると机といすが必要だし、スマホでそれをしようとすると文字入力に時間がかかるが、手帳ならそれらがより容易だという理由からだろう。
さらに、紛失経験についての質問には47.8%が「ある」と回答しているという事実には個人的に驚かされた。自分のスケジュールだけでなく、取引先の人の情報(好み、趣味、前回会った時の会話の内容)を記載しているといった人もいただけに、個人情報のつまった手帳の紛失率の多さは、ゆゆしき問題ではないだろうか。万一、紛失した際に他人に手帳を開かれることがないように、スマホのような指紋認証や顔認証でロック解除がなされるような手帳があればいいかもしれない。
さらに、手帳をどれくらいなくしたくないかとの問いには、「絶対になくしたくない」と「ややなくしたくない」との回答が85.2%にものぼっていることもわかった。紛失対策で一番多かったのが「常に決まった場所にしまう」で47%だったが、今回の調査では半数近くの人に紛失経験があったので、他にも対策が必要かもしれない。
出典元:【MAMORIO株式会社/PR TIMES】