マリオゲーム「パックンフラワー」元ネタの認知度わずか5%、その植物とは?【東京寿園調べ】

あなたは「パックンフラワー」を知っているだろうか。マリオ関連のゲームに登場する敵キャラクターで、主に土管から出現する人食い植物だ。口を上に向けて現れるため、踏んで倒すことができず、土管にジャンプして着地する寸前にパックンフラワーが現れてやられてしまったという人も多いのではないだろうか。そのようなマリオシリーズの常連・パックンフラワーには、モデルとなった実際の植物がいるという。

パックンフラワーの認知度は97%、しかし、そのモチーフ元の認知度は5%ほど

(「東京寿園」調べ)

手はじめにマリオのゲームの認知度を調べると、アンケート対象者200名全員が認知しており、うち197名がマリオ関連のゲームをプレイしたことがあると回答。古くから世界中で愛されてきたマリオだが、最近ではマリオの映画の興行収入が全世界のアニメ作品で歴代第2位を収めるなど、その人気はさらに白熱している。

97%の人が知っていると答えた(「東京寿園」調べ)

続いて「パックンフラワーを知っていますか」と尋ねると、97%の人が知っていると答えた。パックンフラワーは多くのマリオ関連のゲームに登場しており、基本は敵かサブキャラクターだが、なかには自分で操作できるものも。マリオのゲームをプレイしたことがある人ならば、知っていて当たり前のキャラクターだといえよう。

ハエトリソウは実際に虫を捕食する瞬間が見ることができる珍しい食虫植物であるようだ(画像は「東京寿園」プレスリリースより引用)

そのようなパックンフラワーのモデルは食虫植物の「ハエトリソウ」だといわれている。このモデルになったといわれている植物の認知度は94.6%と、ほとんどの人が知らなかったようだ。たしかに、動物の口の見た目や、獲物を食べようする様子などはパックンフラワーにそっくりだ。ただし、公式に「パックンフラワーのモデルはハエトリソウである」と明言されているわけではないので、その点には注意したい。

「女神のハエ取り罠」という英名を持つハエトリソウの特徴とは?

それでは、このハエトリソウ(ハエトリグサ)とは、どのような植物なのだろうか。ハエトリソウは北アメリカ原産の食虫植物。棘のついた楕円形の葉が特徴的で、動物の口のような葉で虫を挟んで消化吸収して養分を得ている。植物であるにもかかわらず、獲物を捕食している様は、獰猛な動物のようにも見える。ただし、当たり前ではあるが歯やあごがあるわけではないため、パックンフラワーのようにパクパクと咀嚼するわけではなく、虫が葉の内側に付いた瞬間に閉じて、そのままゆっくりと消化していくようだ。

英語名はVenus Flytrapで、和訳すると「女神のハエ取り罠」。葉の棘が女神のまつ毛のように見えることから名づけられたという。また、甘い蜜を分泌して虫をおびきよせることから、花言葉は「ウソ」と「魔性の愛」。甘い誘惑に乗ってしまうと、ろくな目に合わないのは虫も人間も変わらないのかもしれない…。

(画像は「Amazon」公式サイトより引用)

パックンフラワーのように当たり前のように知っているキャラクターでも、そのモチーフや設定を深掘りすることで、新しい魅力に気付くことができ、さらに作品やキャラクターを楽しむことができるだろう。

出典元:【株式会社onepen/PR TIMES
参照元:【東京寿園

※サムネイル画像(Image:amazon.co.jp)

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