【節電】省エネ家電メーカー利用率3位 日立、2位アイリスオーヤマ、1位は?【Picky’s調べ】

近年、世界情勢の変化によって高騰が続く電気代。6月からはさらに電気代が上がることが決定しており、多くの人が頭を悩ませているのではないだろうか。そのような中、注目を集めているのが「省エネ家電」。長期的な目線で少しでも家計の負担を減らすため、省エネ家電を導入している人が増えているという。

省エネ家電のメリットは、「節電」のほか「手入れが楽」との声も

省エネのエアコンは近年メーカーから推されているため、消費者も目に留まりやすいのかもしれない(「Picky’s」調べ)

株式会社rentryが運営する「Picky’s」は220名を対象にアンケート調査を実施した。「買ってよかった省エネ家電は?」という質問では、約80人が「エアコン」と回答。断トツの満足度を誇っている。夏や冬などに頻繁に使用し他の家電よりも電気代が高いが、その分、省エネ効果を実感しやすいようだ。

省エネ家電について、具体的によかったポイントについて聞くと、「少しでも節電効果があると家計に助かる」と、電気代の負担軽減がメリットになっているという。また、「お手入れや調整に手間がかからない点」などの声も。最新家電であるため手入れが簡単であることも、ユーザーには嬉しいポイントだ。

しかし、省エネ機能が付いている家電は、種類にもよるが高額な傾向にあるだろう。実際に、回答者が購入した省エネ家電を尋ねると、「10万円以上」の家電が最も多かった。「買ってよかった省エネ家電」の質問で、エアコンや冷蔵庫が人気であったため、比較的高額な家電が多いのだと考えられる。

省エネ家電メーカーで、断トツの利用率を誇ったのは?

省エネ家電の広告が多いPanasonicが断トツ人気に(「Picky’s」調べ)

月々の電気代を少しでも抑えるため、省エネ家電を導入する人は多いようだが、どのようにして家電を選んでいるのだろうか。アンケートでは「比較サイト」を参考にした人が一番多く、ついで「通販(EC)サイト」という結果に。商品の機能や価格だけでなく、実際に利用した人のレビューも記載されているので、客観的な情報と主観的な意見の両方をチェックして、購入するかどうか判断する人が多いのかもしれない。

現在使用している省エネ家電のメーカーの調査によると、一番人気は「Panasonic」だった。家電メーカーとして業界トップクラスのシェアを誇り、本アンケートにおける利用率は、全体の4分の1を占めている。ついで「アイリスオーヤマ」と「日立」ほぼ同数でトップ3にランクインした。

電気代が上がり続ける中、できるだけ節電しながら暑さが厳しい夏を過ごすには、省エネ家電以外の取り組みも必要になるだろう。「節電グッズを使っているか」という質問では約半数が使っていると回答。実際に使っているグッズとして「モバイルソーラー発電」「冷感ブランケット」「遮光・遮熱カーテン」などが挙げられた。省エネ家電は金額が高価だが、冷感グッズや遮熱性のアイテムなど手軽に購入できるものでも、暑さ対策はできるかもしれない。

電気代高騰に対して省エネ家電を導入した人は少なくないようだが、エアコンや冷蔵庫など節電効果が高いものは初期費用も高いため、節電のメリットを実感するためには、長期的に利用する必要があるだろう。しかし、省エネ効果のある最新機種はスペックが高く、手入れなども楽であるため、節電以外の面でもメリットは大きいといえる。

出典元:【Picky’s

オトナライフ編集部
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