携帯機としても据え置き機としても使用できるという画期的なデザイン性を持つ「Nintendo Switch」。これまでに多様な人気ゲームを発売されており、その人気はいまだ衰えることを知らない。しかし、本体の人気に反して、Nintendo Switchの関連サービスがひっそりと幕を下ろそうとしていた。
料金プランの変更は7月14日までなので注意
任天堂販売株式会社とエーオンジャパン株式会社が運営しているNintendo Switchの定額性修理保証サービス「ワイドケア for Nintendo Switch」の新規加入受付および契約更新を、2023年8月31日午後3時をもって終了することを発表した。
すでに加入済みのサービス対象期間に影響はないが、料金プランの変更は7月14日午後3時に受付を終了する。すでに契約済みで保証期間を1か月から1年に変更したい人は、速やかに手続きをするほうが良いだろう。
なお現在契約している内容は、「ワイドケア for Nintendo Switch」サービスサイトにログイン後、マイページから「登録情報の確認」→任意の機器を選択→「ワイドケア保証書の表示」でチェックできる。サービス加入者は念のため契約状況を確認するほうが良いかもしれない。
「ワイドケア for Nintendo Switch」とはどんなサービス?
ワイドケア for Nintendo Switchは2022年7月に開始したサービスで、水漏れによる故障や落下による破損などに対して修理保証をおこなってくれる。料金は月額プランだと月200円、年額プランだと1年で2,000円。月額プランはメーカー保証期間中(本体の購入から1年間)しか加入できないが、年額プランはいつでも加入可能であった。
サービス内容としては、1年で6回まで送料を含め計10万円分の範囲内で修理対応してもらえる。本体交換が必要な故障でも2回まで対応。サイトから簡単に依頼できるのも嬉しいポイントだ。
しかし、なぜワイドケア for Nintendo Switchはわずか1年で受付が終了となってしまったのだろうか。考えられる要因としては修理対応のニーズが少ないことが挙げられる。1年で6回まで修理対応してもらえるが、数回も修理が必要になるほど壊れることは少ない。Nintendo Switchを携帯機として外出先に持ち運ぶことを鑑みると、落としてしまうことは珍しくないかもしれないが、それでも何度も修理に出すことはないだろう。料金は安いが、本体が壊れやすいものではないため修理保証にそれほど魅力を感じなかった人が多いのかもしれない。
修理対応のニーズは少ないと推測されるが、保証サービスとしては格安の料金設定であるため、お子さんがいる家庭などではふいに役立つ瞬間がある可能性もある。本サービスはもうすぐ終了してしまうため、ちょっとでも不安がある人は申し込んでみてはいかがだろうか。
引用元:【任天堂】