【節電】電気代高騰の影響は職場でも…エアコン使用に変化あり約4割、その節電方法は?

昨今の電気代高騰で個人はもちろん、企業も頭を悩ませている。とくに暑い夏を迎える中で、エアコンの使用が電気代に大きく影響を与えることだろう。そこで今回は、株式会社NEXERが運営する日本トレンドサーチと「ユアマイスター forbiz」が共同で実施したエアコン節電に関する調査結果を紹介。オフィスの節電を考えている方は、ぜひ参考にしてほしい。

職場での節電方法「使用時間の制限」「設定温度を上げる」

24.2%が電気代の高騰で職場のエアコンの使い方に変化があった(「日本トレンドリサーチ」調べ)

調査では、24.2%が電気代の高騰で職場のエアコンの使い方に変化があったと回答。具体的には「使用時間が制限された」「設定温度が高くなった」「サーキュレータ―と併用するようになった」など、少しでもエアコンの電気代を抑えられるように対策がされている。出費を抑えるため、オフィスの縮小や移転する企業もいるようだ。

エアコンの使用制限は社員のモチベーションや体調に関わるため、節電をしない人が多いのだろうか(「日本トレンドリサーチ」調べ)

続いて「オフィスのエアコン使用について節電しているか」と聞くと、39%が何かしらの節電をしていると回答。実際に、どのようなことをしているかを聞くと、「冷感素材のポロシャツの着用」や「窓の開放」「昼休みは支障がない程度に消灯」「扇風機の利用」など、極力電気を使わないような工夫をしているようだ。エアコンについても「定時に自動で切れるように設定」「省エネのエアコンに買い替え」など、各々の企業努力が感じられる。

7割以上が職場での節電の効果を実感!

約40%が無駄な消費電力を減らすようにしている(「日本トレンドリサーチ」調べ)

エアコン利用への節電意識が高い企業は少なくないが、エアコン以外でも職場で節電に取り組んでいる人は多い。調査では40.1%が、エアコンにかかわらず、節電のために職場で取り組んでいることがあると回答している。その取り組みとして挙げられたのは「人がいないときは電気や換気扇をこまめに消す」「照明器具をLEDに替える」「電子レンジなどの使用を抑える」など。必要のないときは電気を消すようにすることで、無駄な消費電力を減らすようにしているのだろう。

職場では個人宅以上に節電の効果を実感しにくいため、実際はもう少し効果がある人が多いかもしれない(「日本トレンドリサーチ」調べ)

以上のように、多くの人が節電としてさまざまな取り組みを実施しているが、実際に効果は出ているのだろうか。「節電の効果はどれほどあるか」と聞いたところ、「とても効果がある」と回答したのは10.2%、「やや効果がある」と回答したのは63.8%と、7割以上は節電の効果を実感していることがわかった。一人一人の行動による効果は、微々たるものかもしれないが、社員一同で取り組むことで少なからずコストを抑えられているようだ。

節電への取り組みは大切だが、過度に電気の使用を制限すると、業務や社員のパフォーマンスに影響を及ぼす可能性がある。とくに夏は熱中症のリスクがあるので、自分や同僚の体調には注意したいところだ。

出典元:【日本トレンドリサーチ
出典元:【YOURMYSTAR FORBIZ

※サムネイル画像は(Image:「株式会社NEXER」プレスリリースより引用)

オトナライフ編集部
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