ある日、筆者の携帯電話にEPOS(エポス)カードから突然SMS(ショートメッセージサービス)が届いた。最初は「どうせまた怪しいフィッシング詐欺メール」だろうと思っていたが、再度確認してみると、本物のEPOSカードからのSMSで、本当に不正利用されていたのだ。ということで、今回はEPOSカードから届いたSMSを無視すると大変なことになる場合もあるというお話をしよう。
本当にEPOS(エポス)カードの不正利用通知が来た!
筆者はせっせと修行して、めでたくEPOS(エポス)プラチナカードのインビテーションを受けた。そして、年会費を実質タダにするため、メインカードとして頻繁に買い物で使っているのだが、ある日突然、携帯電話にSMS(ショートメッセージサービス)が届いた。最初は“どうせまた怪しいフィッシング詐欺メール”だろうと思って無視していたが、よく見てみると差出人の電話番号は「03-3383-0101」。つまり、本物のEPOSカードからのSMSであった。筆者はいつもEPOSカードで買い物をすると、すぐにGmailのほうに通知が来るように設定しているので、携帯電話のSMSに通知が来るとはただ事ではないはず。とてもイヤ~な予感がした。
さっそく、SMSにあるリンクを踏んで確認すると、イヤな予感は的中した。まったく身に覚えのないカードの利用が行われていたのである。結論から言えば、不正アクセスされただけで、実際にクレカでの引き落としはされておらず実害はなかったのだが、すぐにEPOSカードに電話してクレカの利用を停止し、カードを再発行してもらうことにしたのである。
【EPOS(エポス)カードカスタマーサービスの電話番号】
03-3383-0101(東京)
06-6630-0101(大阪)
EPOS(エポス)カードのフィッシング詐欺もあるので要注意!
実は、EPOS(エポス)カードのカスタマーセンターの電話やSMS(ショートメッセージサービス)は、カードの引き落とし残高不足や返済が遅れている場合にも届く。これを無視していると、最悪の場合は、財産や給与の差し押さえ措置が取られることになる。そうなれば、信用情報機関に登録され、いわゆるブラックリスト入りしてしまうだろう。EPOS(エポス)カードからの連絡は絶対に無視してはいけない。
とはいえ、EPOSカードを名乗る不審なSMSが実際に届くこともあるので、EPOSカードからのSMSを何でもかんでも信じるのは危険だ。これはEPOSカードの公式サイト「エポスNet」でも警告されているが、フィッシング詐欺の場合は、本物そっくりの「エポスNet」のサイトに誘導してログインIDやパスワード、クレジットカード番号、有効期限、暗証番号、電話番号などをごっそり抜き取られるという。ログインする前に必ずサイトのURLを確認しよう。本物の「エポスNet」のログイン画面のURLは「https://www.eposcard.co.jp」で始まるのだ。
●エポスNet(公式)は→こちら