7月20日、株式会社ポケモンは睡眠ゲームアプリ「Pokémon Sleep」をリリースした。配信に先駆け、日本人の睡眠動向を把握すべく、全国の男女900人を対象に睡眠に関する意識調査を実施。睡眠時間の満足度や、睡眠に対する考え方についての調査結果を紹介しよう。
睡眠を重視する声が多いものの、睡眠時間に満足している人は半数以下
まず、日々の生活の中で重要視していることを尋ねると、59.6%が「睡眠の時間」と回答し第1位に。睡眠は仕事やプライベートなど生活の全てに影響するため、趣味よりも睡眠を大切にしている人は少なくないようだ。実際に、睡眠が心身の休息に重要だと考えている人は9割近くにまで上っている。
睡眠を重視している声は多いものの、理想の睡眠時間を確保できている人は多くないようで、最近の睡眠時間に「満足している」「やや満足している」と回答したのは計47.1%と半分を切っている。
それでは、なぜ睡眠不足に陥ってしまうのかを聞くと、最も多かったのは「悩みやストレスで寝付けないから」という回答。仕事や人間関係などによってストレスを感じやすい人は多く、睡眠にも悪影響を及ぼしているようだ。
睡眠にも、タイパを求める人も多数
睡眠時間が足りないと嘆く声が挙がる一方で、5割近くの人は寝る時間も有効活用したいと回答しており、睡眠にもタイムパフォーマンスを求める人が意外と多いことがわかった。睡眠時間に効率を求めるほど、やりたいことがあるのだろうか。
睡眠時間を削ってまで取り組んでいることについて質問すると、「スマホやPCなどでの動画視聴」が最も多く、「仕事、試験勉強や宿題」「テレビ視聴」が上位に。動画配信サービスには数えきれないほどのコンテンツがあるため、一度“沼”にハマってしまうと、寝る間も惜しんで特定の動画に没入してしまうことは多くの人が経験しているのではないだろうか。仕事や勉強については「やらなくてはならない」ことであり、会社の繁忙期や学校の試験前などは、睡眠時間が減少すると考えられる。
最後に「寝ること」と「起きること」について楽しみかどうかを聞くと、68.4%は寝るのが楽しみだと答えた。疲れを取れるというだけでなく、睡眠自体が好きな人も多いようだ。しかし、起きることに対しては計66.9%が「楽しみではない」「あまり楽しみではない」と回答。起きたら、仕事や学校に行かなくてはならないということに、気持ちが沈んでしまうのだろう。
今回の調査では、睡眠の重要性を理解していながらも、満足のいく睡眠時間を確保できていない人が多いことがわかった。やることが多く寝られない人や、ストレスで寝付けない人もいるが、睡眠は自身のパフォーマンスに大きくかかわるものなので、睡眠アプリを活用したり、場合によっては医師に相談したりして、十分な睡眠を取るようにしたい。
出典元:【株式会社ポケモン/PR TIMES】
参照元:【Pokémon Sleep】
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