コストコ(COSTCO)で使えるクレカは、2018年2月より、アメリアカンエキスプレスからマスター(Master)カードに変更されたのはご存じだろう。もちろん、コストコ公式クレカもあるが、使い勝手はイマイチだ。実はコストコではマスターブランドならどこのクレカでも使えるので、今回は、コスコトの支払いができるおすすめクレカを紹介しよう。
実はコストコ公式カードのポイントは使いにくい!
(Image:costco.co.jp)
現在、コストコ(COSTCO)で利用できるクレカはマスター(Master)ブランドのカードのみ。また、コストコ公式のクレカは「コストコグローバルカード」となる。この「コストコグローバルカード」はコストコで利用すると1.5%ものポイント(リワード)還元が受けられるほか、コストコ以外でも1%のリワード還元が受けられるのがポイント。もちろん、コストコのガソリンステーションでも1.5%のポイント還元があるし、貯まったポイントはクレカにチャージされ、電子マネーのように1pt=1円としてコストコの支払いで使えるのだ。ちなみに、年会費は初年度無料で2年目から1,250円かかるが、年に一回でも使うと無料になるので実質無料となる。
だが、コスコト公式クレカには注意したいポイントもある。まず、コストコの年会費4,400円(税抜)が無料になるわけではないこと。そして、自動的にコストコの年会費が引き落としされてしまうことだ。近所にコストコがあって毎月行くなら問題ないが、年に数回しか行かない人にとって、コストコ会員の自動更新は余計なシステムだろう。さらに、ポイント(リワード)にも注意が必要。ポイントはその都度付与されて即使えるわけではなく、毎年1月1日~12月31日の1年間で累積された分が、翌年2月にまとめてキャッシュバックされる仕組みになっている。そのため、2月以前に解約すると、それまで貯めたポイントは一切もらえないのだ。
(Image:costco.co.jp)
コストコ公式クレカ。コストコでの利用で1.5%のポイント(リワード)還元があり、コストコ以外でも1%のリワード還元が受けられるが、ポイント還元されるのが最大1年後になるのが厳しい……
年会費無料でポイント還元率1%以上のクレカがおすすめ!
コスコト公式クレカは、毎月のようにコスコト(COSTCO)に行く人にはメリットの大きいカードだが、年に数回しか行かない人にとっては使い勝手がよくない。そこで、コストコでも利用でき、年会費無料で高ポイント還元があるマスター(Master)ブランドクレカを紹介しよう。
まず、楽天ユーザーにおすすめなのが楽天スーパーポイントを貯められる「楽天カード」。還元率は1%(100円で1pt)だ。次にヤフー(Yahoo!)の利用が多い人におすすめなのがTポイントが貯まる「ヤフーカード」。還元率は1%(100円で1pt)で、貯まったポイントは公共料金の支払いができる「Yahoo!公金支払い」でも使えるのがうれしい。そして、ポイントの高還元を目指すなら「Orico Card THE POINT」もおすすめ。通常の還元率は1%(100円で1pt)だが、オリコモールの利用でさらに0.5%加算されるのだ。また、「リクルートカード」はどこで利用しても1.2%の高ポイント還元が魅力。しかも、nanacoや楽天Edy、Suicaなどへのチャージでも1.2%のポイント還元(月上限3万円まで)が受けられ、貯まったポイントはPonta(ポンタ)ポイントに交換できるので、ローソンやシェル石油などを利用する人におすすめである。
(Image:rakuten-card.co.jp)
楽天市場や楽天トラベルなどで幅広く利用できる楽天スーパーポイントを貯められる。還元率は1%(100円で1pt)で、貯まった楽天スーパーポイントは、楽天証券で投資信託投資などにも使えるのがおもしろい
(Image:card.yahoo.co.jp)
Tポイントの還元率は1%(100円で1pt)。Yahoo!ショッピング&LOHACOの利用で3倍(通常ポイント2%+期間固定Tポイント1%)。貯まったTポイントは自動車税、国民健康保険、ふるさと納税などの公共料金の支払いができる「Yahoo!公金支払い」で使える
(Image:orico.co.jp)
ポイント還元率は1%以上(100円で1pt)で、入会後6カ月は2%にアップ(上限5,000pt)。さらにオリコモール利用で0.5%加算される。貯まったポイントは500ptから利用可能
(Image:recruit-card.jp)
どこで利用しても1.2%のリクルートポイント還元が受けられる。しかも、nanacoや楽天Edy、Suicaなどへのチャージでも1.2%のポイント還元(月3万円まで)が受けられる。貯まったポイントはじゃらんやポンパレモールなどで利用できるほか、Ponta(ポンタ)ポイントに交換することも可能