モバイルバッテリーの正しい処分方を知ってる「捨てたことがない」約4割【SheepDog調べ】

仕事でもプライベートでもスマホを使用する現代人。バッテリー切れは死活問題となるため、モバイルバッテリーを所持している人も多い。しかし、モバイルバッテリーの寿命はおよそ1~2年といわれており、バッテリーが劣化すると処分しなくてはならない。だが、モバイルバッテリーの処分方法について理解している人はどの程度いるのだろうか。

モバイルバッテリーを正しく処分している人は約2割

モバイルバッテリーの正しい捨て方1

正しい捨て方を知っていても、面倒だからか普通ごみとして捨ててしまう人も(「株式会社SheepDog」調べ)

2023年7月、株式会社SheepDogが全国20歳~49歳の男女300名を対象に「モバイルバッテリーに関するアンケート」を実施した。「モバイルバッテリーの正しい捨て方(処分のしかた)を知っていますか」という質問では、「モバイルバッテリーを所持していたが、まだ処分したことがない」という回答が40.67%で最も多かった。モバイルバッテリーがまだ使用できる状態か、処分方法がわからず所持したままという人が多いのだろう。それほど使用していないのであれば、中古販売業者に買い取ってもらう人もいるかもしれない。

「正しく処分している」人は19.33%と、それほど多くないようだ。一方、「正しい捨て方を知らずに、普通ごみとして捨てたことがある」人は7.33%、「正しい捨て方を知りつつ、普通ごみとして捨てたことがある」人は4%と、1割以上がモバイルバッテリーを誤った方法で処分してしまっている。

モバイルバッテリーはどのように処分する?

モバイルバッテリーの正しい捨て方2

本調査は対象者が多いわけではないため、年代ごとの差が表れているが、実際は年代ごとの違いはそれほどないかもしれない(「株式会社SheepDog」調べ)

モバイルバッテリーを普通ごみとして捨てたことがある人を年代別に見ると、20代は10%、30代が18%、40代が6%という結果に。なぜか30代はモバイルバッテリーを普通ごみとして捨てた割合が最も高く、40代の3倍もあった。

モバイルバッテリーは一般的にリチウムイオン電池を採用しており、リチウムイオン電池を劣化したまま放置したり、普通ごみとして捨てたりしてしまうと、発火の危険性がある。そのためモバイルバッテリーは不燃ごみなどで捨てないようにしたい。

それではどのように処分すべきかというと、リチウムイオン電池はリサイクル対象品であるため、家電量販店などに設置されているリサイクルBOXで処分することができる。モバイルバッテリーを持ち込むだけなので、基本的にはいつでも処分可能だ。スーパーやホームセンターにもリサイクルBOXが設置されている場合もあるので、近くの店舗を探すと良いだろう。

モバイルバッテリーは正しく処理しないと安全に関わるものなので、近所のリサイクルBOXに持ち込むようにしたい。携帯キャリアの店舗でも引き取ってもらえるサービスがあるケースもあるので、モバイルバッテリーの処分に困ったら、まずは調べてみてほしい。

出典元:【株式会社SheepDog

オトナライフ編集部
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