世の中の出来事を知るために、普段からニュースを見ている人は多いはず。ニュース情報を知る方法はテレビ、新聞、Webサイトなどさまざまですが、多くの人は一体、どのメディアを活用しているのでしょうか? 株式会社スタジオテイルが運営するWebサイト「みんなの転職『体験談』。」は、今年7月に20代~50代の社会人を対象とした「ニュースの視聴」についてのアンケートを実施。“ニュースを見る平均時間”や“ニュースを見るメディア媒体”などの調査結果を公開しています。
ニュースを見る時間は1日30分以内が約6割!
まず「1日にニュースを見る平均時間」の分布で最も多かった回答は、「21分~30分(24%)」でした。ついで「11分~20分(16%)」「5分~10分(14%)」が高い割合を占めており、約6割の人はニュースを見る時間を毎日30分以内におさめていることがわかります。
また、年代別で見ると、20代、30代は“30分以内”が大多数を占めていますが、50代では「51分~1時間」との回答が20%を超えていました。上の世代になるほど、ニュースを見る時間が増加傾向にあるようです。
ニュースを見る際のメディア媒体は「テレビ」と「Webサイト」が圧倒的人気!
続いて同調査では、「とくにどのメディアでニュースを見ますか?」と質問。その結果、「テレビ」と答えた人が68%で最も多く、「Webサイト」も6割(63%)を超えて2位にランクインしました。
「SNS(40%)」や「ニュースアプリ(34%)」も3割以上にのぼる中、「新聞(14%)」や「雑誌(1%)」は1割前後と低い割合に。昔は電車で新聞を広げる人をよく見かけましたが、今ではスマホなどでニュースを見ることができる時代。デジタルの普及によって、紙媒体でニュースを見ている人は減ってしまったのかもしれません。
同質問に対する回答を年代別で見ると、どの世代も「テレビ」と「Webサイト」は高い割合を占めていましたが、「SNS」に関しては、20代と60代で大きな差が生まれています。こうした結果から、SNSは若い世代の人たちの方が“なじみ深いツール”として使われているのではないでしょうか。
なお「テレビ」や「Webサイト」と一概に言っても、ニュースを配信している番組やサイトは数多く存在します。そこで同調査では「普段よく見るニュースで最も多いニュース名(媒体)」についても調査。3位の「スマートニュース(アプリ)」(9%)や、2位の「WBS(ワールドビジネスサテライト) – テレビ東京(テレビ)」(10%)と大差をつけて、「Yahoo!ニュース(Webサイト・アプリ)」(25%)が1位に挙がりました。
「Yahoo!ニュース」はさまざまなジャンルの最新ニュースを配信しているだけでなく、Webサイトとアプリの両方にも対応している点が人気の要因になっているようです。
最新ニュースを知ることは、ビジネスにおいて必要不可欠!?
先述した「普段よく見るニュース」で、2位に経済報道番組「WBS(ワールドビジネスサテライト)」の名前が挙がっていたことから、仕事で役立てるためにニュースを視聴している人が多い可能性も考えられます。
では実際のところ、「ニュースが仕事で役立っている」と考える人はどれほどいるのでしょうか? 調査結果を見ると、「仕事に役立っている」と答えた人の割合は74%にのぼりました。
具体的に「どのような点で役立っているか」を尋ねると、「仕事上のコミュニケーション(54%)」「業界動向・トレンドの把握(32%)」「社会・世の中をより深く知るため(18%)」などの回答がランクイン。
とくに「仕事上のコミュニケーション」は全体の半数以上を占めており、回答者からは「野球が好きな同僚が多いので、大谷翔平選手の活躍をニュースで見ておけば休憩時、話のネタにできるので以前よりもコミュニケーションを取りやすくなっています。かかわりの少なかった社員とも話をする機会が増えたこともあり、社内で知っている人が増えて仕事をしやすくなりました」「今の日本のニュースを知ることで、お客様との雑談をするのに役立っています。私は生命保険の営業をしているのでお客さんとよく話をします。世間話などの雑談もよくするので、今のニュースを知っておくことで、話題に困らずに済みます」といったコメントが寄せられています。
普段からニュースを見ることは、単に見識が深まるだけでなく、ビジネスシーンにおいても大いに役立っているようですね。
出典元:【株式会社スタジオテイル/PR TIMES】