物価高に続き、大手電力会社による電気料金の相次ぐ値上げに、悲鳴を上げている家庭も多いだろう。そのような中、「タダ電」をリリースして話題を呼んだ、株式会社エスエナジーから毎月の電気代がおトクになるサービスが登場。毎月支払う電気料金の5％分がビットコインとして貯められるという。
新電力会社「ビットでんき」がスタート
電気代のチェックが楽しみに変わる？（画像は「株式会社エスエナジー」プレスリリースより引用）
新しいエネルギーサービスの企画・開発・運営を行う株式会社エスエナジーが2023年8月21日から、毎月の電気代の5％分のビットコインが貯まる「ビットでんき」のサービスを開始した。
ビットでんきは加入すると、毎月支払う電気代の5％分をビットコインとして貯めることができる電力会社で、毎日どのくらいのビットコインを貯められているかを専用のアプリ（現時点ではiOSのみ）で確認することができる。加入・利用開始にあたり、追加での切り替え工事や費用などは不要で、専用のアプリをダウンロードして必要情報を記入するだけ。数分で申し込むことができるとしている。
電気の品質が落ちることはない、解約はいつでも無料！
物価高・電気代の高騰に対する施策だという
送電には地域電力のインフラを使用しているため、「電気の品質が落ちたり、停電が多くなることもありません」と品質についてもアピールした同社。契約期間の制限や、解約時の手数料が発生することはなく、契約に納得できなかった場合はいつでも無料で解約できるという。
2016年に電力の小売りが完全自由化され、さまざまな企業が「新電力」事業に参入。同社も2023年5月に、毎月の自宅の電気代が10,000円までタダ（無料）になる「タダ電」を発表している。今回のビットでんきについては、昨今の物価高や電気料金の高騰に対し、「毎日をお得でワクワク楽しく過ごせていただけるような生活を送っていただけるお手伝いができないかという想いから」サービスを開始したと説明した。
社会インフラも多様化の時代を迎えている。電力においてもライフスタイルや嗜好性をふまえて事業者を選ぶ時代がきているのかもしれない。
出典元:【株式会社エスエナジー/PR TIMES】
※サムネイル画像は（Image:「株式会社エスエナジー」プレスリリースより引用）
