大学進学、就職、転職、結婚……人生のさまざまな場面で、住まいも変わっていくものだが、新しい物件を探す際、何を重視するかは人それぞれ。そこで不動産投資スクエアが都内に住む男女546人を対象にアンケートを実施。多様な価値観を持つ若い世代の賃貸物件選びについて調査した。
自宅~駅~職場まで「40分程度」がベスト
やはり、いちばん気になるのは立地。「最寄り駅までの徒歩での許容時間」について尋ねたところ、最も多かったのが「10分以内」で、2位は「8分以内」、3位は「5分以内」となった。「3分以内」との回答は5.9%と意外に少ない印象。駅近で通勤・通学に便利なことは大切だが、駅に近すぎると、電車の音や人通りの多さなどで騒がしいなど、かえって暮らしにくいというイメージがあるのかもしれない。
実際、「立地で優先する項目」としては「コンビニ・スーパーの近さ」(28.6%)、「治安の良さ」(23.2%)についで、「周辺の静けさ」(9.5%)との回答が多く寄せられた。
また、「自宅から職場までの通勤時間の許容範囲」は「30分以内」との回答が38.3%で1位に。2位と3位はほぼ同率で、「1時間以内」21.1%、「45分以内」20.9%となった。30分程度であれば、スマホを見ていればあっという間だし、1時間程度までなら我慢できるといった感じか。コロナ以降、在宅ワークが普及して、ラッシュ時の混雑がやや減ったことも影響しているかもしれない。
王道エリアに人気集中! バス・トイレ別が物件選びの重要ポイントに
「都内で住み替える場合(間取りの広さは同じ)、住みたいエリア」については、「渋谷・恵比寿・代官山エリア」がトップ。都内屈指のおしゃれなエリアで飲食店も多く、2位の「銀座・新橋・有楽町エリア」の倍以上の支持を集めた。3位には「四ツ谷・市ヶ谷・飯田橋エリア」が入った。
なお、男女別で見た場合、1位はともに「渋谷・恵比寿・代官山エリア」だったものの、2位以下は男女間で差が見られた。男性の2位は「銀座・新橋・有楽町エリア」、3位は「浜松町・田町・品川エリア」と、比較的オフィスの多い街が人気の様子。
一方、女性は2位「四ツ谷・市ヶ谷・飯田橋エリア」、3位「目黒・白金・五反田エリア」と、おしゃれで趣の街並みが魅力のエリアが上位に入った。男性は通勤の便も含めて仕事メイン、女性はよりプライベートを重視する傾向がうかがえるだろう。
また、内装・間取についての優先事項として最も重視していたのは、「バス・トイレ別」(33.4%)という結果に。2位「部屋の広さ」(19.4%)や、3位「好みの間取り」(13.1%)よりも、とにかくバス・トイレ別を必須条件と考える人が多いようだ。
5位には「追い炊き風呂」(4.9%)がランクイン。忙しい暮らしの中、せめて家ではゆったりと広いお風呂につかって、リフレッシュする時間がほしいということなのだろう。
これから賃貸物件を探しを考えていて、お得に引っ越ししたい場合は仲介手数料が安くなるサイトの利用がおすすめです。
少しでもお得に賃貸物件を探したい人は以下の記事をご参考ください。
賃貸で仲介手数料が安い不動産屋ランキング!評判や口コミを徹底比較![不動産WEB相談室]
出典元:【株式会社クレアスライフ/PR TIMES】
※サムネイル画像(Image:KenSoftTH / Shutterstock.com)