首都圏には多くの路線があります。さまざまな特色のある路線の中で、住みたいと感じるのは、どの路線なのか気になるところ。また、どのような条件を満たしていれば住みたいと感じるのかもチェックしておきたいですよね。今回は、株式会社AlbaLinkが運営する「訳あり物件買取ナビ」が10代~60代の男女495人を対象に実施した「首都圏で住みたい路線」のアンケート調査をご紹介します。
首都圏に住むなら「JR山手線」と考える人が多数!
まず「首都圏で済みたい路線」を尋ねたところ、「JR山手線」がダントツ1位で108人という結果になりました。JR山手線に住みたいと答えた人は、「『新宿』『渋谷』『池袋』など主要な駅がそろっているからです」「山手線が近かったら、どこに行くのにも便利だから」といった理由をあげています。
東京都の中心となる場所を回る電車であるため、「渋谷や新大久保で遊びたい」という人や、「楽な乗り換えで出勤したい」という人から票を得ているのではないでしょうか。
JR山手線についで票を集めたのは、JR中央線。JR山手線のように都心だけを回るものではないものの、東京23区外から都心に出られることや、千葉方面に行きやすいことが人気な理由だと考えられます。また、「『中野』『高円寺』『荻窪』『吉祥寺』など、沿線に魅力的な街がたくさんあるから」という声も寄せられています。
3位には、都心にアクセスしやすい東急東横線がランクイン。そして、4位には「ロマンスカーがあり、比較的安い金額で、神奈川西部から都心まで指定席に座って移動できる」という声が上がった、小田急小田原線が続きました。
住みたい路線の条件は「電車の本数が多い」が堂々の1位
同調査で「首都圏で住みたい路線の条件」を質問したところ、194人が「電車の本数が多い」と答え、堂々の1位という結果に。4割を超える人がそのように答えたのは、「5分に1本は電車があること」「電車の本数が多くて、待ち時間が少ないこと」が理由になっているようです。
首都圏の路線で、ラッシュ時に運行本数が多いのは、「東武伊勢崎線」「小田急小田原線」「東京メトロ丸ノ内線・銀座線」「中央線快速」などが挙げられますが、小田急小田原線や東京メトロ丸ノ内線の路線に“住みたい”と考える人はそれぞれ30名以下で、全体的に少ない結果となっています。こうした点を踏まえると、必ずしも“電車の本数が多い=住みたい路線”になるとは限らないようです。
同調査の回答者からは「都心から少し離れると、家を借りやすい」という声も上がっているため、利便性を求める一方、治安や家賃などの住みやすさを考える人も少なくないのではないでしょうか。
出典元:【訳あり物件買取ナビ】
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